抗酸化成分は、髪の毛や肌の酸化ストレスに対応した成分で、化粧品の品質維持としも使用出来る成分です。

抗酸化成分(Antioxidant)

抗酸化剤
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抗酸化成分とは

抗酸化成分(antioxidant)は、抗酸化物質とも呼ばれており、酸素が関与している有害な反応を抑制もしくは除去する物質の総称の事をいいます。

一般的に生体の酸化ストレスまたは食品の酸化による変質の原因となる代表的な活性酸素(スーパーオキシドアニオン、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項水素など)を無害化する反応を寄与する物質です。この反応で、抗酸化物質自体は酸化されてしまうことで、還元剤とも呼ばれています。

抗酸化成分は、生体由来の物質もあれば、石油などから合成したものもあり、食品や工業材料の添加物として使用されているものです。

また抗酸化成分は、酸化反応の抑制の他にラジカル反応の停止などの効果があります。

酸素と抗酸化物質の関係

酸素はグルコースとともに細胞内にあるミトコンドリアでATP産生(活動エネルギー物質)をつくるのに重要な成分です。その過程で、取り込んだ酸素の約2%程度が活性酸素になると言われています。

活性酸素の役割としては、白血球やNK細胞と呼ばれる免疫力の武器として使用されるもので、外部からの侵入するカビや細菌などの防御に使われている大事な成分です。

そんな活性酸素が、過剰に働くと自分自身の細胞や核酸(DNA)をキズつけてしまい、結果的に老化、がん、シワ、しみ、糖尿病、脂質異常、動脈硬化などに繋がります。

一般的に生体内では活性酸素が過剰に働くのを抗酸化酵素(SOD)と呼ばれているもので、中和や無害化をする事で、活性酸素の働きを抑制しています。しかし、15~20歳をピークに加齢によって体内の抗酸化酵素(SOD)が減少する事が判っています。50歳位でピークの半分、70歳を過ぎるとピークの10分の1位になると言われています。

その結果、加齢によって老化、がん、しわ、しみ、糖尿病、脂質異常、動脈硬化などが発生するのです。また、活性酸素が発生する要因として、老化以外にもストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量の飲酒、紫外線などがあります。

そのためこの活性酸素の抑制をするため外部から取り入れる必要なのが、抗酸化剤抗酸化物質と呼ばれるものです。

抗酸化成分の役割

化粧品に抗酸化成分を配合する理由としては、様々ですが、紫外線、加齢、化学物質などによって肌や髪で発生した活性酸素による酸化ストレスの中和除去、もしくはフリーラジカルの反応停止などの機能があり、最終的に肌や髪の毛のダメージを軽減する事が出来るものです。

また、化粧品の品質を維持させるために、酸化防止剤としての役割もあります。

抗酸化物質

フラボノイド(ポリフェノール)

フラボノイドは、天然に存在している有機化合物の総称で、色素や苦み物質で、ポリフェノールの一部を占めている成分です。かつてはビタミンPと呼ばれていたが、現在はビタミン様物質とされているものです。多くは植物が自身を守るためにつくられた天然の抗酸化物質で一般的に7000種類以上あるといわれています。

活性酸素の中でも一重項酸素とよばれる紫外線の反応で発生する活性酸素を中和および除去するのに優れたものです。紫外線を多く浴びる植物に多く含まれています。

  • ビルベリー果実エキス
  • アントシアニン・・・ぶどうの皮
  • イソフラボン・・・大豆(ダイズ種子エキス)
  • ケルセチン・・・タマネギ
  • カテキン・・・緑茶
  • テアフラミン・・・紅茶
  • セサミン・・・ゴマ
  • セサミノール・・・ゴマ

非フラボノイド(ポリフェノール)

ポリフェノールには、フラボノイド以外にも抗酸化物質が多く含まれています。

  • クロロゲン酸・・・コーヒー(焙煎が強いと減少する。)
  • クルクミン・・・ウコン・ターメリック(タクワン、カレーの着色に使用するもの)
  • フェルラ酸・・・米ぬか(コメヌカ油)

イオウ化合物

  • アリシン・・・ニンニク(ニンニク根エキス)
  • イソアリシン・・・ネギ

カロテノイド

βカロテンのように体内で、ビタミンAに変化するものもありますが、変化するのは一部で、大多数は、独自の抗酸化物質として使われています。

  • α-カロテン・・・ニンジンの葉、黄ピーマンなど緑黄色野菜
  • β-カロテン・・・ニンジン、ほうれん草、小松菜
  • β-クリプトキサンチン・・・温州みかん、パプリカ、柿

代表的な抗酸化成分

アルガニアスピノサ核油

アルガニアスピノサ核油は、モロッコ原産のアカテツ科の樹木アルガンのアーモンドに似た種子から取れる油成分です。アルガニアスピノサ核油は化粧品表示名ですが、一般的にアルガンオイルと呼ばれているものです。主成分としては、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が含まれている事で、抗酸化性のある成分です。

アルニカ花エキス

アルニカ花エキスはヨーロッパ原産で山地の牧草地に生えるキク科の多年草でアルニカ(日本では、ウサギギク)と呼ばれる保湿成分です。

エイジツエキス

エイジツエキスは、バラ科のノイバラ(野茨)の果実から無水アルコールまたはBGで抽出したエキスで、特異臭のある黄褐色の透明な液体です。主成分はクエルセチンなどのフラボノイドを始め、リコピン、ビタミン類などの成分が含まれており抗酸化性のある成分です。

オーキッドエキス

オーキッドエキスは、ラン(デンドロビウム、レリオカトレヤ、ブラッソカトレヤ)の花をBGなどで抽出したエキスで、抗酸化力の強い成分です。

オタネニンジン根エキス

オタネニンジン根エキスは、オタネニンジンの根から抽出されたエキスです。オタネニンジン 一般名としては、”朝鮮人参(ちょうせんにんじん)”、”高麗人参(こうらいにんじん)”と呼ばれているもので、ウコギ科の多年草です。韓国や中国を中心に栽培されている植物です。主成分としてのジンノセサイドによる抗酸化作用のある成分です。

加水分解ケラチン(羊毛)

加水分解ケラチン(羊毛)は、もともと肌の材料である、ケラチンから出来ているため、肌への相溶性が非常に高い特長がある抗酸化成分です。

加水分解シルク

加水分解シルクは、蚕の絹繊維を構成するタンパク質である、フィブロインやセリシンを加水分解して作られる可溶性タンパク質です。水、エタノールそしてBGなどに可溶な水溶液で、類白色から黄褐色で少し特異なニオイがあります。グリシンアラニンセリン、チロシンなどのアミノ酸やポリペプチドなどが多く含まれている抗酸化成分です。

カラメル

カラメルは、砂糖と水を一定以上熱する事で出来る茶褐色の粘性液体で、褐色が強いほど味としては、苦みが多くなるが、一方で抗酸化作用が強くなると言われています。これは、還元糖とアミノ酸のメイラード反応で生じるメラノイジンほどでは無いが、抗酸化作用を有する事が成分です。

カモミラエキス

カモミラエキスは、キク科のカミツレの花(カモミール)の花から抽出されたエキスで、カミツレエキスカミツレ花エキスなどとも呼ばれています。カモミールはもともと、ギリシア語で「大地のりんご」と呼ばれており、リンゴに似た香りを持っています。カモミールから抽出されたエキスの主成分のひとつである、カマズレンには殺菌、抗炎症作用があます。またアミノ酸の他、タンニン、フラボノイドが含まれており、抗酸化作用のある成分となっています。

カンゾウ根エキス

カンゾウ根エキスは、豆科の多年草であるカンゾン(甘草)の根から抽出されたエキスです。カンゾウ(甘草)の有効成分は、グリチルリチン、ブドウ糖、ショ糖などの甘み成分で、漢方薬の生薬として古来より抗酸化性の高い成分です。

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は、かつてはビタミンQと言われていた脂溶性ビタミン様成分で、日本語で言うと補酵素の事を表します。ビタミンEと同様に強い抗酸化作用がある成分です。体内で産生する事ができる成分のため、非必須栄養素ではありますが、ATP産生に関係している事で、体内で足りなくなると元気がなくなるなどの現象がおこります。

また、老化に密接に関係していると言われ、コエンザイムQ10が減少する事で、心疾患、高血圧、歯周病、免疫力の低下、糖尿病、老化防止、パーキンソン病、そして抗がん剤の副作用の増加などが発生すると言われています。

コエンザイムQ10は、脂溶性ビタミン様物質ですので、油脂を多く含む大豆、くるみ、アーモンド、ほうれん草、イワシなどの青魚などに比較的多く含まれており、食品で取る場合過剰摂取の心配が無いのも特長です。

ゴボウエキスまたはコボウ根エキス

ゴボウエキスに多く含まれている成分としてタンニンがあります。タンニンをポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持っている成分です。

コメヌカ油

コメヌカ油は、イネ科イネ属の植物で、種子の外側にある籾殻と内側にある胚乳部分(白米)とを除いた糠層と杯の部分で、一般的に米糠(こめぬか)と呼ばれる部分から抽出された脂肪油で淡黄色の液状オイルで、不飽和脂肪酸であるオレイン酸(41.2%)、リノール酸(37.5%)を豊富に含む植物性オイルで高い抗酸化力のある成分です。

シア脂(シアバター)

シア脂(シアバター)は、中央アフリカに自生するアカテツ科のシアバターノキの種子の胚から抽出する白色から淡黄色の油脂成分で常温では固体です。ただ融点が、28から45℃と低いため、バターのように体温レベルで溶けてしまう性質のある成分です。主成分はオレイン酸、ステアリン酸などが含まれている抗酸化性のある成分です。

ショウガ根茎エキス

ショウガ根茎エキスは、ショウガ科の多年草のショウガ(生姜)の根茎から抽出されたエキスです。抗酸化作用のある成分です。

スギナエキス

スギナエキスは、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属のスギナの全草から抽出したエキスです。国内で生息するシダ植物トクサ属の中で最小の種類で湿気の多い土壌を好んで、地下茎を伸ばして繁殖する。栄養茎の部分をスギナ、胞子茎の部分をつくし土筆(つくし)と呼んで一般的に食用として使用するもので、抗酸化作用のある成分です。

セージエキス

セージエキスは、シソ科サルビア属である、セージの全草から抽出されたエキスで、シネオール、フラボノイド、タンニン、カルノシン酸、ルテオリン、リナロール、ビタミンB6、鉄等などの作用により抗酸化作用のある成分です。

セイヨウノコギリソウエキス

セイヨウノコギリソウエキスは、キク科ノコギリソウ属の多年草である、ノコギリソウから抽出したエキスです。別名ヤロウと呼ばれる事で、ヤロウエキスとも呼ばれています。アズレン、ピネン、リモネン、カンファーなどの主成分の効果、効能により抗酸化作用のある成分です。

ゼニアオイエキス

ゼニアオイエキスは、ウスベニアオイエキスとも呼ばれており、アオイ科の植物である、ゼニアオイやと呼ばれの花と葉から抽出されるエキスです。またタニンやアントシアニンといった、ポリフェノールの効果によって抗酸化力のある成分です。

センブリエキス

センブリエキスの有効成分である、スウェルチアマリンキトサンゲンチオピクロシドは、抗炎症作用や抗酸化作用のある成分です。

トウキエキス

トウキエキスは、セリ科シシウド属の多年草である、トウキ(当帰)の根から水、エタノールBGなどで抽出されたエキスです。またスクワランで抽出する場合もあります。主成分は、フタリ誘導体のリグスチリド、精油成分のフタライド類、クマリン類などが含まれている抗酸化成分です。

トコフェリルリン酸Na

トコフェリルリン酸Naは、省略してTPNaとも呼ばれるビタミンE誘導体とも呼ばれる成分です。ビタミンE(α-トコフェロール)を水にも溶解が可能な両親媒性で抗酸化成分です。

ニンニク根エキス

ニンニク根エキスは、ニンニクの球根から抽出したエキスで、ニンニクエキスに含まれるアリシン、S-アリルステインは、強い抗酸化力を持った成分です。

バオバブ種子油

バオバブ種子油は、バオバブの種子から抽出したエキスです。オレイン酸36%、リノール酸27.5%と不飽和脂肪酸を多く含んでいる抗酸化成分

ハマメリスエキス

ハマメリスエキスは、マンサク科マンサク属の落葉小高木の植物であるアメリカマンサク(ハマメリス)の葉や樹皮から抽出した成分です。主成分はタンニン、サポニン、フラボノイドなどで抗酸化作用のある成分です。

馬油

馬油は、馬の脂肪から抽出した油脂から抽出した油脂で、オレイン酸など不飽和脂肪酸など抗酸化のある成分です。

パルミチン酸レチノール

パルミチン酸レチノールは不安定なビタミンAレチノールを安定化させた抗酸化成分です。

ビタミンA

ビタミンAは、レチノール、レチナール、レチノイン酸などの総称で、脂溶性ビタミンの一種です。緑黄色野菜などに含まれているβ-カロテンが体内に入ると小腸上皮細胞にてビタミンAに変化するものです。また脂溶性ビタミンのため、吸収されにくいため、油脂分とる事で吸収しやすくなります。

ビタミンAは、足りなくなる事で、薄暗い処で見えにくくなる暗順応障害や夜盲症になったり、肌や粘膜が乾燥したり、角質化しやすくなったりします。子供の場合は成長が止まる場合があります。

一方で過剰摂取すると、頭痛、筋肉痛、食欲不振、脱毛症などの健康障害が発生すると言われています。ビタミンAの主成分であるレチノールは、鶏や豚のレバーなどの肝臓部分に比較的多く含まれており、味付け海苔などにも含まれているものです。

ビタミンC

ビタミンCは、多くの植物、動物などから摂取する事が出来る水溶性ビタミンです。化学名としては、L-アスコルビン酸の事を指します。抗酸化力が非常に強く、活性酸素を効率的に中和する事ができ、細胞や組織を中和する事ができます。但し、水溶性ビタミンのため過剰に摂取しても余ったものは、尿などから排泄してしまうため、毎日摂取が必要なものです。

鉄やカルシウムなどのミネラル分の吸収には欠かせないもので、ビタミンCの多い食品としては、赤ピーマン、黄ピーマン、ゆずなどに比較的多く含まれています。食事からの過剰摂取は大きな問題は無いが、サプリメントや点滴、注射などは、場合によって問題となるケースがあります。

化粧品では、比較的多く使用されているもので、活性酸素の中和目的の他に酸化防止剤としても使用されています。

ビタミンE

ビタミンEは、抗酸化力の強い脂溶性ビタミンで、抗酸化力の強く、細胞膜のリン脂質の酸化を防ぐ事ができるもので、過酸化脂質の発生を抑えてくれます。過酸化脂質も活性酸素のひとつで、細胞をキズつける事で様々な病気の引き金となるものです。

同じ抗酸化剤である、ビタミンAやビタミンCと一緒に取る事で相乗効果がみられます。

茶葉、とうがらし、アーモンドなどに比較的多く含まれており、サンフラワー、とうもろこしなどにも含まれています。

化粧品では、酸化防止剤として比較的多く使用されている成分です。

ヒマワリ種子エキス

ヒマワリ種子エキスは、ヒマワリの種子から抽出されたエキスです。ヒマワリ種子エキスには、イソクロロゲン、クロロゲンといった抗酸化物質、不飽和脂肪酸てあるオレイン酸、リノール酸、ビタミンA、D、ビタミンE、カルシウム、鉄、亜鉛、リン、カリウムなどのミネラルも豊富に含まれておる抗酸化成分です。

プルケネチアボルビリス種子油

プルケネチアボルビリス種子油は、アマゾン原産の緑色した星形のサチャインチやグリーンナッツと呼ばれるナッツから抽出したエキスでインチカオイルとも呼ばれているもので、オメガ3やビタミンEを多く含む抗酸化成分です。

腐植土発酵液

腐植土抽出物は、8000年前の地層で熟成された腐植土を発酵、熟成して生成した抗菌性、抗酸化性の優れたエキスです。

マルチトール

マルチトールは、麦芽糖(マルトース)を原料として酵素糖化法にて高圧下での水素により接触還元で作られたもので、抗酸化作用のある成分です。

マンダリンオレンジ果皮エキス(チンピエキス)

マンダリンオレンジ果皮エキスは、マンダリンオレンジ(Citrus reticulata)和名温州ミカンの果皮から抽出したエキスで精油成分のリモネン、フラボン配糖体のヘスペリジン、ナリンギン、ノビレチン、アルカイドのシネフリン、その他クエン酸、ペクチンなどが含まれている抗酸化成分です。

メドウフォーム油

メドウフォーム油は、リムナンテス科の植物であるメドウフォームの種子から抽出した、淡黄色のオイル成分てす。そのため正確にはメドウフォーム種子油(Meadowfoam Seed Oil)と言われています。不飽和脂肪酸が95%以上含まれており、抗酸化力のある成分になります。

メドウフォーム-δ-ラクトン

メドウフォーム-δ-ラクトンはメデウフォーム種子油をラクトン誘導体としたもので、主成分がエイコセン酸と呼ばれる99%が不飽和脂肪酸で構成されている抗酸化成分です。

ラッカセイ種皮エキス

ラッカセイ種皮エキスは、落花生の種皮から抽出されたエキスで非常に貴重な栄養素が多く含まれており、数多くの生理活性成分が含まれており、抗酸化作用のある成分です。

リンゴ果実エキス

リンゴ果実エキスは、バラ科の植物であるリンゴの果実から、BG(ブチレングリコール)、PG(プロピレングリコール)などによって抽出したエキスで、成分としては、リンゴ酸クエン酸などが含まれている抗酸化成分

ルイボスエキス

ルイボスエキスは、マメ科のの植物であるアスパラサスリネアリス(ルイボス)の全草から抽出したエキスで抗酸化性のある成分です。

レモン果実エキス

レモン果実エキスの主成分は、ビタミンCが非常に多く含まれている事で、抗酸化性のある成分です。

ローズ水(ローズウォーター)

ローズ水(ローズウォーター)は、バラの花を水蒸気蒸留によって抽出した精油エキスなどの副産物で、抗酸化作用のある成分です。

ローズマリーエキスとは

ローズマリーエキスは、シソ科マンネイロウ属の植物で、地中海沿岸地域、特にフランス、ユーゴスラビアが原産地で現在世界中に広がっている常緑の多年草から抽出されたもので、主成分のひとつであるカルノシン酸(ロスマリネシン)による抗酸化作用のある成分です。

抗酸化物質の注意

食品として抗酸化物質を取得する場合、一部を除いて過剰摂取になる事はほぼありません。そのために食事から多くの種類の抗酸化物質をとりましょう。

また不足分については、サプリメントで適当量摂取するようにして、取り過ぎに注意してください。

まとめ

抗酸化成分は、一般に紫外線やその他の化学物質による酸化ストレスに対して効果が認められるものです。化粧品に配合する事で、髪の毛や肌の酸化防止に役立つ他、化粧品自身の品質維持としても使われるものです。

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参考資料

抗酸化物質(wiki)

抗酸化剤(コトバンク)

抗酸化剤 – 光合成事典 – 日本光合成学会

抗酸化による老化防止の効果 | 健康長寿ネット – 長寿科学振興財団

抗酸化剤 – 薬学用語解説 – 日本薬学会