![[ブッソウゲ葉エキス]ももクロも歌っている、保湿成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2016/11/46061e5e3fbaae687629351e8cac601d.jpg)
ブッソウゲ(仏桑花)は、ももいろクローバーzの曲にあるため、聞いた事がある人もいるかと思いますが、ハイビスカスとよばれているものです。そんなブッソウゲ葉エキスは、保湿、抗酸化、美白、ヘアコンディショニング、皮膚コンディショニング効果のある成分です。
ブッソウゲ葉エキス
成分評価３
ブッソウゲ葉エキスとは
ブッソウゲ葉エキスは、アオイ科のフヨウ属の低木である、ブッソウゲ(仏桑花)の葉から抽出されたエキスです。また、ブッソウゲは、フヨウ属の英名がhibiscusと書くことから、ハイビスカスとも呼ばれ、ブッソウゲ葉エキスは、そのため、ハイビスカスエキスとも呼ばれています。
ブッソウゲは、高さが2～3メートル程度の熱帯性の低木で、約8000種類もの種類が存在しており、原産国は不明ですが、中国南部やインド諸島という説が有力で、国内では、江戸時代には、薩摩藩から、徳川家康に、沖縄産のブッソウゲを献上した記録が、最初といわれています。
ブッソウゲの保湿作用
ブッソウゲエキスには、古来から保湿成分が含まれており、沖縄では、良質の粘土と混ぜたもので、髪を洗っていて、優れた保湿力を維持しつつ、粘度の吸着力ど汚れをおとすという理想的な洗髪剤として使用していました。
ブッソウゲは食べられる。
ブッソウゲは南国の花のため、観賞用として使われる方が多いですが、オレンジ色のものは、花のガクを支える総包（そうほう）という部分をジャムやソースに使ったり、塩漬けにしたり、乾燥させてハーブティーのもととしたりしているようです。
また栄養素も多く、ビタミンc、クエン酸、リンゴ酸と、有用なビタミンと有機酸が含まれており、肌荒れ、風邪予防に効果があり、アンチエイジングとして利用されており、高コレステロール、動脈硬化、老化防止、眼の機能回復等にも期待がある成分なのです。
植物性ヒヤルロン酸と言われる、ブッソウゲ葉エキス
ヒアルロン酸とは、グリコサミノグリカン（ムコ多糖）の一種で、人の関節、眼のガラス体、脳、皮膚などに使われており、保水力のある成分で、1gで、6リットルの水分を保持できるといわれている成分です。
そんなヒアルロン酸と類似した機能を持つ成分として、ブッソウゲ葉エキスは、食分性ヒアルロン酸と呼ばれている成分なのです。
ブッソウゲ葉エキスには、キシロース、ヘキソース、フコース、グルクロン酸等、粘性の高い多糖類を多く含み、成分のひとつグルクロン酸は、ヒアルロン酸の分子構造の一部を担っているものです。その他、ビタミンC、アミノ酸、ポリフェノール、ミネラルなどを多く含んでいます。
フッソウゲ葉エキスの効果、効能
ヒアルロン酸よりも性能が高いブッソウゲ葉エキス
ブッソウゲ葉エキスの保湿能力は、ヒアルロン酸やグリセリンよりも高いようです、それは、湿度が低いときには、しっとりとした保湿となり、湿度が高いときには、サラットした保湿になるようです。
出典:また、抗酸化作用が高く、お肌の活性酸素の除去効果があり、チロシナーゼ阻害効果がある事から、美白機能がある成分で、そして、肌を整える事から、ヘアコンディショニング、肌コンディショニングがあります。
フッソウゲ葉エキスの毒性、副作用、安全性
ブッソウゲ葉エキスの毒性、副作用については、報告されていません。
成分が含まれる製品一覧
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参考資料
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