ゴマ油は、ごまの種子を加圧圧搾によって抽出した、オイル成分で、主成分のオレイン酸、リノール酸そしてビタミンEの影響で、抗酸化性のある成分です。
ゴマ油(Sesame oil)
成分評価5
ゴマ油とは
ゴマ油は、一般的に白ごまを焙煎して加圧圧搾によって絞り出した茶褐色で独特の香味を持つ油です。焙煎の仕方で色と風味が変化します。(ごま油の場合、油量が豊富な事で溶剤抽出はあまりやられていないようです。)
中華料理や韓国などでは、200度近い温度で焙煎をする事で、色と香りを強めに出すのが一般的ですが、酸化が早くすすむため、ゴマ油の持っている抗酸化作用については期待出来ない事が多いです。
一方で、生搾りごま油と呼ばれる太白油(たいはくゆ)は、焙煎による香ばしさが出ませんが、ごま油特有の旨味が出る油として、食品はもちろんですが、ヘアケア、ボディーケア商品として使用されるものです。またその中でも最上級のものは、白絞り(しらしぼり)と呼ばれており髪油として利用されてきました。アーユルヴェーダなどで使用されるのも白絞りです。
参考ですが、黒ごまは一般的に油分が少ない事で、油を絞る事は少ないですが、黒絞りとして使われています。黒ごまなので、黒い油が出ると思っている人がいますが、色味については、白ごまと同じで、焙煎具合によって色と風味が変わってきます。
ごま油の主成分としては、オレイン酸、リノール酸の不飽和脂肪酸で、ビタミンEやセサミンなどの抗酸化物質を含んでいる。特にゴマ特有のセサミンは抗酸化作用が高く、肝臓内の活性酸素を中和するだけではなく、体内のアセトアルデヒドも若干ですが、中和が可能なためお酒を飲む人は取ると良いです。また老化防止にも優れている事で、しみやシワなどの防止に効果があります。そしてビタミンKが含まれているため骨粗しょう症の人は積極的に取った方が良い栄養素でもあります。ただ、ごま油は、高カロリーのため取り過ぎには注意が必要な食品です。
ごま油と食品
ごま油は、ビタミンEやセサミンなどの抗酸化物質が含まれており、抗酸化作用が強い事で、酸化しにくい特長があります。また、
炒め物から焼き物、煮物、あえ物などあらゆる調理法にわたって使用できるもので、炒め物の最後にフライパンに香り付けとして入れるのが多いですが、酸化が進むため皿に盛ってから、かけた方が香りが良いとの事です。
またビタミンAやビタミンCとの相性が良い事で、ブロッコリーやニンジンなどにごま油をかけて食べるとのが相性が良いようです。ごま油を使ったレシピとしてクックパッドに紹介されています。NHKのみんなの料理でもごま油を使ったレシピが690種類も紹介されています。
ゴマ油の効果、効能
ゴマ油は、抗酸化作用のある成分でデトックス効果が期待でき、マッサージ用のオイルとしても使用されています。その関係で、ほうれい線を消す効果があるとして使用されているようです。
また口臭予防として口をゆすいだり、うがい薬としても使用されたりしているようです。
ゴマ油の毒性、副作用、安全性
ゴマ油は、一般的に食品ですので、毒性、副作用等が無い安全な成分ですが、7種類のアレルギー特定原材料には含まれていないですが、アレルギー特定原材料に準ずるものとなっていますので、注意が必要なものです。
成分が含まれている製品一覧
レヴール シャンプー(ジャパンゲートウェイ)
レヴール フレッシュール スカルプ ノンシリコンシャンプー340mL
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成分が含まれるその他の商品一覧
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参考資料
“[ゴマ油]オレイン酸とリノール酸が豊富でほうれい線にも効果のある抗酸化成分” への2件のフィードバック