ハイブリッドローズ花エキスは無農薬のバラの花から取れる天然成分で、抗糖化性、保湿、美白などの機能がある成分です。
ハイブリッドローズ花エキス
成分評価3
ハイブリッドローズ花エキスとは
ハイブリッドローズ花エキスは、農薬を使用しないで栽培した、島根県産の無農薬のバラから抽出された成分で、抗糖化作用を持っている天然成分です。
糖化とは、体内のタンパク質や脂質などが、糖と結合してしまう現象の事で、タンパク質と糖が結合する事で、AGEs(糖化最終生成物)が生成されてしまいます。現在糖化は、酸化と同様に、老化現象のひとつとされてり、AGEsについては、老化物質として認識されています。
保湿成分の糖化現象
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンなどは、肌の柔軟性に欠くことの出来ない保湿成分です。これらは、タンパク質で出来ているため、過剰な糖がある事で、糖化がおきる事で、その働きが損なわれ、弾力性や柔軟性がなくなっていき、深いしわの原因となっていきます。
また、紫外線に当たりすぎると、糖化反応を促すと言われていますので、紫外線ケアが糖化抑制には重要です。
そしてAGEsが蓄積していくと、乾燥肌になり、肌全体が黄色く くすんだ状態にとなってしまうのです。ケーキの表面をバーナーで焦がして茶色くするのも、糖化と同じ現象ですので、肌は硬くなってしまい、柔軟性も損なわれるのです。
ハイブリッドローズ花エキスの抗糖化作用
ハイブリッドローズ花エキスの持つ抗酸化物質は、AGEsの生成を抑制する事で、柔軟性の高く、肌のハリ艶を良くして、肌の乾燥を防ぎ、美白効果が期待できるのです。そのため、乾燥肌のスキンケア成分として、注目を集めているのです。
また、くすみやハリの原因となる糖化抑制だけでは無く、フリーラジカル活性酸素の抑制、コラゲナーゼ活性阻害、エラスターゼ活性阻害、リノール酸自動酸化抑制などの機能を持った成分です。
因みに、コラゲナーゼは保湿物質であるコラーゲンを分解を促すもので、多くなると肌の弾力等が減少してしまうものです。また、エラスターゼは同様に保湿物質のエラスチンの分解を促す物質で、抑制する事で、肌の弾力回復に効果があるものです。そして、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などは、ビタミンCを同時に取る事で、産生を促す効果があります。
ハイブリッドローズ花エキスの効果・効能
ハイブリッドローズ花エキスの抗糖化性は、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった、保湿物質の糖化を抑え、肌の乾燥を防ぐ効果があり、頭皮の保湿にも効果が期待できます。
また、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸などの、保湿物質が劣化していくと、真皮内の細胞の弾力性が損なわれて、大きなシワの原因になります。ほうれい線などが深くなるのは良い例です。また、糖化は、しみの原因になったりもするのです。
そのため、ハイブリッドローズ花エキスの効果・効能としては、抗糖化の他に、保湿、美白等の効果があります。
ハイブリッドローズ花エキスは、肌の糖化や肌の老化防止を防ぐ事から、肌のトラブルに良い、乾燥肌ケアのための保湿化粧品や化粧水等に使われています。
ハイブリッドローズ花エキスの毒性・副作用・安全性
現在の処、副作用については、報告はありません。
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