[アスコルビン酸(ビタミンC)]美白効果に驚きの抗酸化力を持った酸化防止剤

アスコルビン酸は一般的にビタミンCと呼ばれているもので、経口摂取で、体内の抗酸化作用を促す成分ですが、化粧品成分としても、抗酸化作用で、シャンプーの品質維持、劣化防止のため酸化防止剤として使用されています。

アスコルビン酸

アスコルビン酸
無料写真素材なら【写真AC】

成分評価5

アスコルビン酸とは

アスコルビン酸は、一般的にビタミンCと呼ばれる水溶性ビタミンのひとつです。食品添加物として、酸化防止剤として使用されるものです。しかし、アスコルビン酸には、異性体があり、L型のアスコルビン酸である、L-アスコルビン酸のみが、ビタミンCなのです。他にD-アスコルビン酸もあります。

また、ビタミンCは、人以外の動物は、グルコースから合成が出来ますが、人は体内で合成が出来ないため、食物から積極的取る必要があり、必須ビタミンのひとつでもあります。

アスコルビン酸(ビタミンC)は、ビタミン類の中で、かなりポピュラーなものでサプリメントとして、飲まれている方も多いかと思います。そして、以外と思われる方も多いのですが、ビタミンCは、黄色っぽくて、酸っぱいイメージがある人が多いですが、透明で実は、味もありません。

アスコルビン酸は、柑橘系のイメージを持っている人が多く、酸味があると、ビタミンCがたっぷり入っている気分にするための、各イメージメーカーのイメージ戦略で、実際ビタミンCの多く含まれているカリフラワーなどは、白くて、酸味が無いのが証拠です。

アスコルビン酸(ビタミンC)の働きや機能

ビタミンCの代表的なの機能としては、酸化防止機能です。身体の酸化は、老化現象にもつながるもので、タバコ、紫外線、ストレスなどが原因で発生する活性酸素による、細胞へのダメージを、ビタミンCが変わりに酸化する事で、身体を守ってくれている成分です。

そして、その他、ビタミンCは、コラーゲンの合成、腸で鉄分の吸収を助ける働き、がんの予防など、に効果があり、また美肌にも欠かせないアンチエイジンク効果のあるビタミンです。

ビタミンCは夏に向けて、紫外線のダメージを修復(コラーゲン合成)するには欠かせない栄養素。旬の野菜には沢山含まれ るので、をしっかり摂りたいですね。

ビタミンCの不足と過剰摂取について

ビタミンCは、水溶性のビタミンで、身体の中に貯めておく事が出来ないビタミンです。普段の食生活で不足する事はほとんどないのですが、極端にビタミンCが減少すると、不足症になります。

その他、ストレス、たばこ、紫外線などで、外部要因でも、ビタミンCは消費されますので、注意が必要です。 

不足症として、代表的なものとしては、壊血病があります。これは、コラーゲン繊維の合成能力が減少してしまった状態です。コラーゲンは、皮膚だけで無く、筋肉や内臓を維持するにも欠かせなもので、毛細血管や歯茎などから出血が始まります。この病気は、16~18世紀の大航海時代に当時原因不明として考えられたもので、新鮮な野菜、柑橘系の植物が手に入らない海上でおこる病気として恐れられました。また、幼少期に摂取不足になると、骨の発達障害等様々な障害を生む事が知られています。

その他、食欲不振、疲労感、不眠症などが、出てきますが、他のビタミン類との関係もあるため、心配名場合は、血液検査をして血中濃度を測定して、はっきりとビタミンC不足と判定をしてもらいましょう。

一方で、ビタミンCを過剰摂取した場合、吐き気、下痢、腹痛などが発生してしまいます。ただ、一般的な食品に含まれるビタミン量では、過剰摂取になる事はありません。ビタミンCを取り過ぎると、結石になるという報告も過去ありましたが、現在は、否定されています。

食品から取れるアスコルビン酸(ビタミンC)

3e2fc63090c933399121a06a36a631d1_s

アスコルビン酸は、酸味のある柑橘系の果物や、カシス、アセロラ、ジャガイモ、ブロッコリー、ゴーヤなどの夏野菜など、多くの果物や、野菜に含まれています。ただ、葉酸のように、水溶性ビタミンのため、水に流れやすく熱で壊れやすいため、調理による損失も多いのが特徴で、野菜、果物を長期保存している間でも、その栄養素は流れていってしまうのです。

特に水溶性ビタミンである、ビタミンCは、野菜を切った後に水にさらす事で、ビタミンCが消失してしまいます。また、熱を加える事で、分解をして、ビタミンCの量が減少してしまったりします。

アスコルビン酸サプリの飲み方

ビタミンCは、ドラッグストアで一般的に販売していますが、じゃがいも、野菜、果物などの食品から抽出した天然のビタミンCサプリとグルーコースなどから合成した、人工のビタミンCが存在します。タブレットの価格としては、天然のサプリの方がどちらかというと高価になります。人によっては、天然の方が身体に良いといって好んで飲む人もいるのですが、アスコルビン酸の構造は単純で、効能としては、違いは無いため、コスパを考えたら、人工合成のビタミンCでも良いかと思います。人工合成のビタミンCは、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウムと書かれている場合が多いです。

ただ、アスコルビン酸は、必要摂取量は、1日100mgと言われています。実は通常の食事からの摂取で十分との話もあります。

表1 ビタミンC 摂取基準
1日のビタミンC取得基準 男性 女性 妊娠時
推奨量 100mg 100mg 110mg
(授乳時)   150mg  
20~40代の平均摂取量 86~95mg 94~124mg  

出典(日本人の栄養摂取基準2005・平成16年国民栄養調査より抜粋)

ただ、男性は女性と比較すると、全体的な食事量は、多いにもかかわらず、ビタミンCの摂取量が少ないデーターとなっています。これは、女性の方がどちらかというと、サプリメントを積極的に取っているからとの事のようです。

ただそれでも平均摂取量を見ると、ビタミンCの摂取量は不足している。不足といっても、壊血病のような、不足症には、ならないですが、足りない分、肌の酸化が進行して老化現象がおこる可能性がありますので、ビタミンCのサプリ等で補給をしてあげる事をおすすめします。

特にタバコを吸う人は、通常よりも、ビタミンCの必要量が30~50%程度高くなると言われています。1日150mgを目安にする必要があります。また、ストレスなどでも、ビタミンCは消費しますので、ビタミンCを消費しやすい生活をしていると思ったら、身体が錆びないように、プラスαとして、ビタミンCのサプリの摂取をおすすめします。

ただ、ビタミンCは、水溶性ビタミンのため、一定の時間しか身体にとどめておけないという盲点があります。1日分を朝まとめて飲むと、昼過ぎには、サプリの効果が切れているなんて事もあります。そのため、サプリを飲む場合のテクニックが存在しています。

1)サプリを分散して飲む

1日に何粒か飲むようなタイプであれば、朝、晩にまとめて飲むのでは無く、朝昼晩となるべく分散して飲む事で、ビタミンCの濃度を高くしておくことが出来ます。

1日に何粒か摂るようなサプリの場合、朝や夜にまとめて摂るのではなく、朝昼晩と分散させて摂るりましょう。体の中のビタミンC濃度が 高い時間を増やすことができます。また、ビタミンCは、摂取から約3時間後がピークになると言われており、食事からも摂取可能ですので、食間に飲む事で、一日中、ビタミンC濃度を高く保てる効果もあります。

2)ビタミンCサプリの滞在時間を長くする。

ビタミンCとともに、ビタミンEやカルチノイドといった、抗酸化物質のビタミンを多く取る事で、ビタミンCの働いている時間が長くなります。

アスコルビン酸の効果・効能

アスコルビン酸の1番の特徴は、抗酸化作用です。肌に良いビタミンと言われて、意識して取得する事で、お肌や、身体に与える効果は、UPします。

経口摂取によって、次の効果があります。

●美白効果

シミ等の原因であるメラニン色素の生成を抑えてくれます。

●アンチエイジング効果(抗酸化作用)

お肌や身体が錆びるのを防いでくれます。加工食品などに酸化防止剤としてビタミンCが含まれているのは、食品の酸化による腐敗を防ぐ目的です。

●コラーゲンの生成を助ける

ビタミンCは、コラーゲンり生成を高める効果があるため、コラーゲン製品を同時に取る事で、肌の弾力アップに繋がります。

●抗ストレス

ビタミンCは、抗ストレスホルモンと呼ばれる副腎皮質ホルモンの合成に係わるので、ストレスの多い人は意識して取りましょう。

また、カゼ予防、免疫力UP、骨の強化、貧血予防にも役立ちます。

 化粧品の成分にも、アスコルビン酸が入っていますが、様々な効能を期待したい処ですが、化粧品成分に関しては、製品の酸化を防ぐための酸化防止剤としての効果で入れています。

アスコルビン酸の毒性・副作用・安全性

アスコルビン酸は、経口摂取で取るものですので、安全性は高いものです。ただ、サプリ等の場合上限は、2,000mgと言われています。ただ水溶性ビタミンのため、時間の経過とともに、尿として排出されてしまいます。

また、アスコルビン酸を点滴として、血管注射して行う、治療方法などもあります。アスコルビン酸自体は、それほど危険性は無いのですが、体内で、アスコルビン酸が酸化する事で発生する、デヒドロアスコルビン酸は活性酸素の一種であるため、大量に体内にあると毒性が高くなります。

アトピーの治療で、一時、アスコルビン酸を注射する治療法がありましたが、副作用で、アトピーがさらに酷くなるという現象が発生しましたが、これは、体内のデヒドロアスコルビン酸の量が増加した事により発生したとされています。

成分が含まれる製品一覧

チャンプアップシャンプー(株式会社ソーシャルテック)

チャップアップシャンプー300mL

成分が含まれるその他の商品一覧(楽天)

1 2 3 4 .. 36

【送料無料】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g 3個セット(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末 ビタミンCイワキ)【第..

【送料無料】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g 3個セット(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末 ビタミンCイワキ)【第..
14,580 円 (税込) 送料込
項目 内容 医薬品区分 医薬品【第3類医薬品】 製品名 アスコルビン酸(ビタミンC原末/日本薬局方) 製品名(読み) 製品の特徴 「イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g」は、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着などを緩和するビタミン剤です。医薬品。 使用上の..

【3980円以上で送料無料】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末 ビ..

【3980円以上で送料無料】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末 ビ..
4,890 円 (税込)
項目 内容 医薬品区分 医薬品【第3類医薬品】 製品名 アスコルビン酸(ビタミンC原末/日本薬局方) 製品名(読み) 製品の特徴 「イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 500g」は、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着などを緩和するビタミン剤です。医薬品。 使用上の..

【送料無料】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g×6個セット(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末)

【送料無料】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g×6個セット(純粋な粉末タイプ のビタミンC原末)
13,980 円 (税込) 送料込
項目 内容 医薬品区分 医薬品【第3類医薬品】 製品名 アスコルビン酸(ビタミンC原末/日本薬局方) 製品名(読み) 製品の特徴 「イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g」は、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着などを緩和するビタミン剤です。医薬品。 使用上の..

【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 (200g)

【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 (200g)
2,278 円 (税込)
お買い上げいただける個数は5個までです リニューアルに伴いパッケージ・内容等予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。 名 称 ビタミンC「イワキ」 日本薬局方 ビタミンC アスコルビン酸 原末 内容量 200g 効能・効果 次の諸症状※の緩和:しみ、そば..

【送料無料(沖縄県を除く)】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g×3個セット(純粋な粉末タイプ のビタ..

【送料無料(沖縄県を除く)】【第3類医薬品】岩城製薬 イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g×3個セット(純粋な粉末タイプ のビタ..
7,180 円 (税込)
項目 内容 医薬品区分 医薬品【第3類医薬品】 製品名 アスコルビン酸(ビタミンC原末/日本薬局方) 製品名(読み) 製品の特徴 「イワキ ビタミンC アスコルビン酸 原末 200g」は、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着などを緩和するビタミン剤です。医薬品。 使用上の..

1 2 3 4 .. 36

楽天ウェブサービスセンター CS Shop

参考資料

アスコルビン酸

高品質「ビタミンC」を格安で販売するお店「ビタミン屋」スズヨ美健研究所

ビタミンC 300g (L-アスコルビン酸)粉末 食品添加物規格【付属スプーン付】

えっ薬品?サプリ?最強のビタミンC「アスコルビン酸」

アスコルビン酸の効果は?合成ビタミンCの副作用