シャンプー 成分については、非常に多く数100種類の成分を製造メーカは、チョイスして、配合して、製品として、出荷販売しています。
ユーザー側としては、1~2回使って見て、なんか良さそうと思っている人が多い事に驚きですが。近年 販売している、シャンプーは 洗浄力が強すぎる、香で誤魔化している等個人的には、疑問が多いものが、非常に多く感じます。
そこで、シャンプー 成分を理解度を高めるため、簡単にまとめてみました。
シャンプーの成分は何で出来ている。
シャンプー 成分のは大きな5つの分類。
あなたは、シャンプーの成分を見ようと思った事ありますか?シャンプーは一般的に化粧品に分類されているため、配合されている成分を明確に書く必要があります。そのためシャンプーの裏には必ずの配合されている成分が書かれています。但し1%以下の配合成分は表示義務の無いものもあります。
この成分表ですが、書き方にルールがあります。その商品に配合量が多いほど上位に各必要があります。これを見ると、どんなものが、含まれているかが誰でも判ります。
CMなどの宣伝で強調されていた成分が実は微量しか含まれていない事は、シャンプーについては、非常に多い事があります。今回、成分としては、数百種類程度ありますが、基本の5種類に独自でシャンプーの成分を大別してみました。これで自身で選ぶ時の参考にしていただきたいです。
水
配合量 40~50%
シャンプーの中では、ダントツに配合量が多い成分です。専門用語では、溶媒といいますが、簡単に言うと、各種の有効成分を溶かすためのベースとなっているものです。これは、薬事法上では、成分としては、表示をしても、なくても良いものなので、成分表示としては、書かれていなかったものが多いのですが、最近は書かれている事が多い成分です。水溶性の溶媒として無く手は鳴らないものです。
界面活性剤
配合量 40~45%
2番目に多い成分としては、この界面活性剤です。
界面活性剤は、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤
があり、主要な洗浄成分として使用するのが、アニオン界面活性剤です。他の界面活性剤も洗浄剤としての力は多少ありますが、アニオン界面活性剤には勝てません。
使用するアニオン洗浄成分に何を使ったかで、高級アルコールシャンプー、石鹸シャンプー、アミノ酸シャンプー、と表示されています。
高級アルコール系ですと、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、石鹸シャンプーですと、カリ石鹸、ラウリン酸、アミノ酸シャンプーですと、ココイルグルタミン酸Naなどが、代表的な成分名です。
界面活性剤にもそれぞれ機能・特長があるため、実際は、単体で使用するよりは、これらをブレンドして使用する事が多いです。
そのため、成分に少量しか入っていなくても、最近人気のアミノ酸シャンプーなどの表示をして、販売しているケースが実際あります。また中には、アミノ酸系の成分が入っていないのに、アミノ酸シャンプーと表示して販売している商品もあるため、成分の確認は重要です。
保湿成分
配合量 4~5%
保湿成分として、代表的なの成分としてはグリセリン、BG(ブチレングリコール)等があります。
グリセリンは、固形石鹸をつくる時の副生成物で、界面活性剤と混ぜる事が出来るもので、BGは保湿効果とともに、抗菌効果もあり、グリセリンよりも、低刺激な成分で、グリセリンよりもべたつかない特長があります。
コンディショニング成分
配合量 0.5~1%
以外と少ないのに、驚かれる方もいるかと思いますが、実際はこのぐらいしか入れる事が出来ないのです。大きく分けると、樹脂系とオイル系の2パターンに分かれます。樹脂系は、カチオンポリマーという粒子で界面活性剤の中では、単なる粒子ですが、すすぎ時に界面活性剤の濃度が下がる事で、静電気が発生してその反発を利用して、髪の摩擦を減らす事が出来るもので、ポリオクタニウムと表示されているものです。0.5%でも、十分機能が出るものです。一方で、オイル成分は、シリコンオイル、アルガン、ホホバ、ツバキ等いろいろありますが、実際、界面活性剤とは、逆の性質のものですので、配合量を多くすると、洗浄力が下がるため最大でも1%程度しか入れられないものです。
防腐成分
配合量 0.5~1%
代表的な成分としては、メチルパラペンなどのパラベン類があります。化粧品としては、非常に嫌われもの成分です。但し、シャンプーは水分が多いため、防腐剤を入れないと24時間でカビが生えます。そのため、ノンパラペンと宣伝している、製品も実際ありますが、パラペンよりも、毒性の強い抗菌剤を使っているケースもありますので注意が必要です。
この話題は、ワインに入れる、酸化防止剤と同じような議論と同様と考えます。ワインの場合は、酸化某剤を抜いたものは、窒素置換をして、空気に触れないようにしたりとかしていますが、シャンプーのように、長期で使用するものは、それが出来ません。嫌われ成分のパラペンですが、食品にも含まれているように、0.5%程度は人体に影響が出るレベルでは無いため大きな問題はありません。主成分と界面活性剤の方を気にした方が良いかと思います。
他には、エタノールなんかも抗菌剤として利用しています。
香料
配合量 0.2~1%
シャンプーの成分としては、非常に少ない配合量ですが、香料の是非で、ユーザーは購入のきっかけとしている人は多いのではないでしょうか?個人々の好みは違いマスが、一般的に、フローラル系、柑橘系、人気が高く、ムスク、シトラス系と続いて人気があります。
シャンプーの機能としては、ほとんどありませんが、香の成分として、気分が高揚したり、逆にリラックスする感覚で選ぶので十分かと思います。
消去法で避ける、90%の悪いシャンプー
避けたほうがよい成分は?
まずシャンプーの成分として、一番多い界面活性剤に注力する事が重要です。
一番覚えておいて欲しいのが、ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど、「硫酸」がつく成分。高級アルコール系合成界面活性剤のひとつで、表示指定成分ですが、まずこの一つを避けるだけでも、約90%の悪いシャンプーを避けることができます。
また、同じアルコール系のラウレス系(ラウレス硫酸Na、ラウレス硫酸TEAなど)の界面活性剤が、成分表示の上のほうに来るものも避けたほうが無難でしょう。
何故避けたほうがよいの?
洗浄力や泡立ちが良いというメリットの一方で、洗浄力が強すぎるため、頭皮や髪そのものに必要な皮脂まで取りさってしまうという事です。
皮膚に残りやすく、毛根などに悪影響をおよぼすことも。パーマやカラーのくり返しなどで傷んでいる現代人の髪は、髪を守っているキューティクルがはがれたり、ささくれたりしているので、髪の内部の栄養が抜けやすくなっています。そこに洗浄力の強いシャンプーを使うと、シャンプーするたびに髪の傷みが激しくなることに。また、カラーの色あせが早くなる、パーマのウェーブがだれるなどのデメリットも。健康な髪への第一歩は、トリートメントより、まずシャンプーを変えることです。
シャンプーの成分とその歴史
洗髪という習慣は、江戸時代は、1回/月程度、近代になっても 1950~60年代までは、1回/週程度しか洗髪しない習慣でありましたが、1980年代に 朝シャンブームあたりから、毎日シャンプーをする習慣が出てきました。
一方で、シャンプーは、1932年に花王がシャンプーを発売以来シャンプーとしては、洗浄力の高いものを目指していました、理由としては、それほど、毎日洗髪していなかった事に起因します。特に、第二子世界大戦中などは、不衛生から、しらみや、頭皮の病気等の問題から、洗浄力の強い現在で言う高級アルコールシャンプーがもてはやされました。
しかし、現在、毎日の入浴、衛生管理が良い事で、それほど、洗浄力が強いものは必要なくなっているにも係わらず、その当時に開発されたものを使用しているのが現状です。
洗浄成分のリスクよりも、頭皮の汚れやしらみ問題のリスクが高かったため、当時は問題無かったが、現在は、界面活性剤の強さに対するリスクの方が高いため、割高ですが、成分としては、アミノ酸系のシャンプーの成分をご使用する事をおすすめ致します。
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参考資料
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