カモミラエキスはカモミールの全草から抽出されるエキスで、カミツレエキス、カミツレ花エキスとも呼ばれており、保湿、抗酸化、抗炎症性、美白、殺菌効果がある成分です。肌には優しいですが、キク科の植物のため、アレルギーの心配がある成分です。
カモミラエキス
成分評価3
カモミラエキスとは
カモミラエキスは、キク科のカミツレの花(カモミール)の花から抽出されたエキスで、カミツレエキス、カミツレ花エキスなどとも呼ばれています。
カモミールはもともと、ギリシア語で「大地のりんご」と呼ばれており、リンゴに似た香りを持っています。カモミールから抽出されたエキスの主成分のひとつである、カマズレンには殺菌、抗炎症作用があます。またアミノ酸の他、タンニン、フラボノイドが含まれており、抗酸化作用のある成分となっています。古来から病気の治療に使われてきたものです。国内では、植物のお医者さんとも呼ばれています。
そしてその香りは、緊張と怒りを和らげる効果があるため、ハーブとしてバスタイムにしよう、ハーブとしても使用され、不眠症の改善等にもつながる成分でもあります。
カモミラET
カモミラETは、花王が生産している、カモミラエキスです。通常カモミラエキスは、花、茎、根と全草から抽出していますが、カモミラETについては、カモミールの葉からのみ抽出しているエキスのようです。特に敏感肌の人向けの美白成分として産生しているものです。
カモミラエキスの効果、効能
カモミラエキスの保湿効果
カモミラエキスには、保湿効果があり、肌を整える効果が期待できます
カモミラエキスは、シミ、そばかすに効果があり
カモミラエキスには、紫外線によってメラニンの生成を促すエンドセリンという物質の抑制効果があります。カモミラエキスによって、エンドセリンが抑制される事で、しみ、そばかすといったものを抑える事で美白効果が期待できます。
カモミラエキスの殺菌、抗炎症効果
カモミラエキスに含まれる、カマズレンには、殺菌、抗炎症作用があり、肌の炎症等を落ち着かせ、鎮静化させる事が期待出来ます。また、タンニンやフラボノイド成分の影響により抗酸化作用ももっています。
これらの機能により、自然派化粧品と呼ばれるものに多く使用されています。
カモミラエキスの毒性、副作用、安全性
カモミラエキスは、肌に非常にやさしい成分で、一般的には副作用は無いとされていますが、カモミールがキク科の関係で、まれにアレルギーが出る場合があります。使用する場合は、注意が必要な成分です。
成分が含まれている製品一覧
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参考資料
カモミラエキスの効果と副作用
新しい美白作用の植物由来成分「カモミラET」
“[カモミラエキス]古来より使われている医者代わりのハーブ成分” への2件のフィードバック