[アルガニアスピノサ核油]渇いた大地で育つアルガンは肌の保湿にも良い抗酸化成分だった。

アルガニアスピノサ核油はアルガン樹木の種子から取れる油成分で一般的にはアルガンオイルと呼ばれている成分です。オレイン酸をはじめとする不飽和脂肪酸が多く含まれる事から、抗酸化、保湿、肌の柔軟に効果のある成分です。

アルガニアスピノサ核油(argania spinosa kernel oil)

成分評価５

アルガニアスピノサ核油とは

アルガニアスピノサ核油(argania spinosa kernel oil)は、モロッコ原産のアカテツ科の樹木アルガンのアーモンドに似た種子から取れる油成分です。アルガニアスピノサ核油は、化粧品表示名ですが、一般的にアルガンオイルと呼ばれているものです。

アルガンの木は、モロッコの南西部の乾燥地帯に生息する樹木で、生命力が強く1年も雨が降らなくても枯れないと言われています。その理由として、根を地中深くに伸ばしており、最大100mもの地中深くまで到達していると言われています。また葉は空気中から水分を摂取しているのです。そんなアルガンの種子100kgからなんと1～2リットル程度しか取れない非常に貴重なオイル成分なのです。

アルガニアスピノサ核油は、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸をはじめ、パルミチン酸、ステアリン酸などを含んでいます。また、ビタミンAやビタミンEといった成分も含まれ、抗酸化作用の高いオイル成分です。

アルガニアスピノサ核油の効果、効能

アルガニアスピノサ核油は、オレイン酸をはじめとした不飽和脂肪酸が多く含まれており、高い抗酸化作用のある天然オイル成分として肌に馴染みやすく、保湿、肌柔軟作用、抗酸化作用がある成分です。

また、トコフェロールとポリフェノールで構成される、抗酸化作用の高いフィトステロールを多く含むため、原産地モロッコでは、火傷の治療として使用されているとの事です。

アルガニアスピノサ核油の毒性、副作用、安全性

アルガニアスピノサ核油は、肌との相溶性が非常に良く、安全性の高いオイル成分です。そのためベビーオイルの成分として使用されているほどです。妊婦さん、赤ちゃんが安心して使えるオイルです。

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