センブリエキス

センブリエキスは、リンドウ科の2年草であるセンブリから抽出したエキスで、強烈な苦みが特長です。その苦みでゲームに使ったりしますが、実は、抗炎症・血行促進、抗酸化作用、抗腫瘍作用、育毛作用等の機能がある成分です。

センブリエキス

成分評価5

センブリエキスとは

センブリエキスとは、リンドウ科の2年草であるセンブリの花・葉・茎・根などあらゆる処から抽出されたもので、苦味を伴った成分である。センブリは、漢字で書くと”千振”となり、意味としては、「千回煎じても強烈な苦味が残る」と昔からに苦い成分との認識である。

もともと、センブリエキスは、漢方薬として使用されており、胃腸を癒やす成分のため胃薬として飲まれてきました。また血流の改善や血行促進のために使用されていました。

化粧品成分としては、抗炎症・血行促進、抗酸化作用、抗腫瘍作用、消炎人痛作用、毛乳頭細胞増殖促進作用

近年に、センブリエキスを頭皮の血行促進にも効果があり、に塗っただけで、育毛効果がある事が発見されて、多くの育毛シャンプー等に使用されるようになったのです。

センブリエキスの効果、効能

センブリエキスが、育毛に効果有り？！その素晴らしい成分とは

スウェルチアマリン抗炎症・血行促進作用
ゲンチオビクロシド・・・抗酸化作用
トリテルペン、トリテルペノイド・・・抗腫瘍作用
スウェルチアニン、スゥエルチアノリン・・・血行促進作用
スウェロシド・・・消炎人痛作用(抗炎症)
アマロゲンチン、アマロスウェリン・・・毛乳頭細胞増殖促進作用(育毛)
キトサン・・・抗炎症・抗酸化作用

これらの有効成分が複合的に育毛に効果があるとされた。

センブリエキスは血行促進効果で、頭皮に栄養を送りやすくする。

育毛には、毛根が元気になる必要があり、毛根に栄養を送る必要があります。センブリエキスに含まれるスウェルチアマリンやスウェルチアニンは、毛根部に直接働きかけて、血行促進させる作用があります。毛根に栄養素をおくり届ける事で、育毛効果のある成分となります。

また、文献によりますと、センブリエキスをウサギの静脈注射したところ、皮膚末梢血管の血流が増えて、皮膚の温度が上がり、皮膚の酸化還元反応の亢進かみられた、そして、脱毛症に塗布する事で、80％が有効であったと実験結果もあります。

センブリエキスは、毛母細胞を活性化させる

センブリエキスに含まれる、アマロゲンチンやアマロスウェリンは、毛乳頭を活性化する作用があります。毛乳頭は、毛細血管から栄養を取り込んで、髪の毛をつくる毛母細胞に栄養を受け渡す器官で、髪の毛の成長の要となっている。センブリエキスによって、毛乳頭を活性化させて、発毛を促す効果が期待できるのです。