シャクヤクエキス

シャクヤクエキスは芍薬の根から抽出されたエキスで、抗炎症作用、血行促進、収れん、保湿、育毛等の効果のある成分です。

シャクヤクエキス(シャクヤク根エキス)

成分評価５

シャクヤクエキス(シャクヤク根エキス)とは

シャクヤクは、ボタン科のシャクヤクの根から抽出されたエキスです。

シャクヤク(芍薬)は中国北部、シベリア、朝鮮半島などアジア大陸の北東部が原産の多年草です。「たてば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とよく美人の代名詞となるように、5～6月にかけて、白、ピンク、紅色の大きな花を咲かせるのが特長です。シャクヤクの花は、美しい事もあり、江戸時代に茶花として使用されていた歴史もあります。

シャクヤクの根は、生薬としても使用されており主成分のペオニフロリン、テルペン類の効果により消炎・鎮痛・抗菌・止血・抗けいれん作用などがあります。また漢方薬として、葛根湯、十全大補湯、芍薬甘草湯、大柴胡湯、当帰芍薬散などに使われている成分です。

シャクヤクエキス(シャクヤク根エキス)の効果、効能

シャクヤクエキスの主成分である、ペオニフロリンは、冷え性や月経不順など婦人病に効果があるといわれる成分です。そしてチロシナーゼ活性阻害作用がある事から、抗炎症作用、血行促進、収れん、保湿などの効果もある成分です。また皮脂バランスを整える事から、オイリー肌、ミックス肌に良くアンチエイジング効果が期待出来る成分でもあり、血行促進の改善から育毛にもつながる成分でもあります。