[オレンジ果汁]オレンジを搾って作ったオレンジジュースは香料として使用されます。

オレンジ果汁は、オレンジの果実を搾って作ったオレンジジュースで、化粧品では、香料として使用されています。

オレンジ果汁(Orange juice)

成分評価５

オレンジ果汁とは

オレンジ果汁は、オレンジのみを搾って抽出した果汁で、類似の柑橘類である温州ミカンや、その他の柑橘類が混ざっていた場合、ミックス果汁ジュースと呼ばれます。

オレンジは、ミカン科ミカン属の果実で、和名は、アマダイダイと呼ばれているもので、原産地は、インドのアッサム地方、アメリカ、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコなどで栽培されており、日本でも広島、和歌山、静岡などで、ネーブルオレンジを年間6000t程度栽培しているが、日本国内で流通しているオレンジのほとんどは、アメリカのカルフォルニア産となっています。

一方で日本の温州ミカンを使用した場合は「うんしゅうみかんジュース」と表示するようにJASにて決まっています。また、オレンジジュースと混合した場合は、ミックス果汁ジュースと表示するように決まっています。

オレンジ果汁の効果、効能

オレンジには、ショ糖、クエン酸、ビタミンC、ビタミンA、遊離アミノ酸のアスパラギン、アスパラギン酸、プロリン、γ-アミノ酸、アルギニンなどを含む成分があります。

オレンジ果汁には、独特の酸味と、香料があるため化粧品としても、香料として使われている。

オレンジ果汁の毒性、副作用、安全性

オレンジ果汁は、食品ですので、毒性等はありません。そのため、副作用等も無く、安全性は高い成分です。

オレンジに含まれているリモネンには光毒性が含まれているため、飲食として使用する場合はそれほど問題無いですが、肌に使用した場合、紫外線と反応すると光毒性と呼ばれる軽度の火傷状のものが発生します。ただある一定の濃度を超えない限り問題はありません。既存の化粧品等に含まれる場合は許容以下ですので、それほど問題はありませんが、手作りのコスメを作る場合は入れすぎに注意したいです。