ラウリルグルコシドは、ヤシ油などから取れるラウリン酸と糖のひとつである、グルコースから作られる植物由来の界面活性剤です。ラウリルグルコシドは、比較的刺激の少ない界面活性剤のため、ベビーシャンプー等の成分として使用されているものです。洗浄剤、刺激緩和剤として使用される成分です。
ラウリルグルコシド
成分評価3
ラウリルグルコシドとは
ラウリルグルコシドは、ヤシ油、パーム油などに含まれる、ラウリンアルコールと、糖のひとつであるグルコースから作られる、植物由来のノニオン系界面活性剤である。
ラウリン酸は、食用(マーガリン等)に使われるパーム核油やヤシ油の主成分で、石けんの材料になったりします。またグルコースは、一般的にぶどう糖と呼ばれているもので、人間を初めとする、動植物のエネルギー源のひとつです。
ラウレス硫酸とラウリルグルコシドの違い
ラウリルグルコシドは、ラウレス硫酸と名前が似ている事で、よく混同される人が多いのですが、完全に別物です。ラウレス硫酸については、分子量が小さい事で、非常に洗浄力が強い洗浄成分で頭皮トラブルの原因のひとつとして、知られています。
一方で、ラウリルグルコシドは、ラウリン酸(ヤシ油由来の脂肪酸)とグルコースからなる、合成界面活性剤です。非常に低刺激な界面活性剤成分です。
ラウリルグルコシドの効果、効能
ラウリルグルコシドの洗浄力
ラウリルグルコシドは、低刺激界面活性剤として有効な一方で、洗浄力や起泡力については、難点があります。そのため、洗浄剤というよりは、化粧品成分としては、刺激緩和剤として使用されケースが多いです。
ラウリルグルコシドの毒性、副作用、安全性
ラウリルグルコシドの安全性としては、石けんと同等と考えて良いでしよう。”ラウリル”と頭につくとラウリル硫酸Na等の刺激性の強い界面活性剤を想像される人が多いのですが、ラウリルグルコシドは、比較的刺激も少なく、安全性も高いノニオン界面活性剤です。また、他の刺激の強い界面活性剤の刺激緩和剤として使用される場合もあり、ベビーシャンプーの成分としても有効なものです。
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参考資料
“[ラウリルグルコシド]ヤシ油由来のベビーに使える、優しい刺激緩和剤” への2件のフィードバック