[トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド]自然界の糖から作られたヘアコンディショニング成分

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは吸着型のトレハロースで、帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、親水性増粘剤の効果のある成分です。

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド

成分評価３

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドとは

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、2,3-塩化エポキシプロピルトリメチルアンモニウムとトレハロースを反応して得られる4級アンモニウム塩であり、カチオン化する事で、保湿成分のトレハロースを毛髪や皮膚への吸着性を高めた吸着型のトレハロースです。

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、日澱化學株式会社からトレハロースCAで販売されており、化粧品などに配合されています。

トレハロースは、多くの動植物の体内に含まれており、特に昆虫(バッタ、イナゴ、蝶、ハチ)には多くのトレハロースが含まれており、400～3000mg/dLで、人の体内にあるグルコース濃度である100～200mg/dLと比較して、多くあり、タンパク質に対して糖化反応をおこさないため、グルコースよりも安全性が高く保湿が高いと言われています。また、キノコ類の椎茸、シメジ、マイタケ、ナメコ、キクラゲなどにも多くのトレハロースが含まれています。

トレハロースは、保湿力が高いですが、親水性のため、髪や肌への吸着力はありません、トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、カチオン化する事で、吸着力が高まる事で、吸着力型トレハロースとも呼ばれています。

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド効果、効能

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、吸着型のトレハロースで、帯電防止剤、ヘアコンディショニング剤、皮膚コンディショニング剤、親水性増粘剤として使用されています。

トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドの毒性、副作用、安全性

トレハロースは、もともと生体内にあるもので、安全性の高いもので、アレルギー等も無いといわれています。但し、カチオン化する事で四級アンモニウム塩となる事で、肌に対する刺激性が高くなるため、安全性については低くなります。

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