![[セージ油]豚肉の臭い消しは、癒やしのハーブでもあった。](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2017/09/0997a4eaa6321c62b13b4c4ef96d3138_s.jpg)
セージ油はシソ科アオギリ属の多年草で、ツヨシ、カンファーを始めとした、有効成分で出来ており、抗酸化力、香料として利用している成分です。
セージ油
成分評価１
セージ油とは
セージ油(セージオイル)は、シソ科アオギリ属の多年草であるセージの全草から抽出されたオイル成分です。
セージは、地中海原産で、和名はヤクヨウサルビアと呼ばれています。その名前の通り、英名はCommon Sage(コモン・セイジ)ですが、学名はSalvia officinalisと呼ばれておりサルビアの近縁種にあたる植物です。アオギリ属の植物全体が、サルビア属と言われる場合もあります。そして一般的にセージというと、このコモン・セイジを指すのですが、学術的にはセイジはサルビア属全体の植物を指す名前でもあります。
セージは、古来より不老長寿の薬草として、ヨーロッパ諸国では有名で、自宅の庭で栽培されるハーブとしてポピュラーなものです。また、アラビアでは、庭にセージがあるとどうして死ぬことができようかと、非常に薬効があるとされる植物とされています。
セージの薬効
セージはローズマリーとともに抗酸化作用が強い事で、語源である、salviaはラテン語で、救う、癒やすといった意味があり、古来より喉の痛み、抗鬱、記憶力、血中コレステロール値などに効果があるとれてるが、現在では、その効果については確認が出来ていません。
ただ、セージは、1990年代にアメリカ国立癌研究センターの作った、がん予防に有効なフィトケミカル食物を集めた、デザイナーフーズの1つに数えられており、デザイナーフーズの第3群に位置していました。最下位の第３群に位置はしていましたが、じゃがいも、きゅうりと同様にがんに対して有効な食物となっていました。
セージの調味料としての働き
セージは、一般的にハーブティーとして使用される事が多いですが、肉の臭みを取る目的で調味料として使用される事も多く、イタリア料理やドイツ料理では欠かせない調味料となっており、豚肉と相性が良く、豚肉の腸詰めの事をソーセージと呼ぶのは、セージが入っているから語源のひとつとされています。
セージの香料としての働き
セージ油には、ツヨシ、カンファー、シオルール、ボルネオールなどが含まれており、フレッシュで刺激な香りがあります。この香りは、頭をスッキリさせ、気分を切り替える働きがあります。またセージの香りは集中力を増すとされています。独特な香りがしており、歯磨き粉、化粧品などに香料として使用されている。
セージ油の効果、効能
セージ油には、ツヨシ、カンファーを肇とした有効成分が含まれており、抗酸化作用の強い成分です。ただ、化粧品成分としては、抗酸化作用を目的とするよりも、その独特の香りを利用する香料として理由するのが一般的です。
セージ油の毒性、副作用、安全性
セージ油には、カンファーをはじめとした有効成分は、人によっては、アレルギーをおこす可能性がある成分で、特に妊娠中、妊活中の女性は避ける必要が成分でもあります。
成分が含まれている製品一覧
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参考資料
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