セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスは英名セント・ジョーンズ・ワートと呼ばれるオトギリソウ(弟切草)の全草から抽出したエキスで、紫外線防止、収れん、消炎、止血、育毛効果のある成分です。
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス
成分評価5
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスとは
セイヨウエトギリソウ花/葉/茎エキスは、オトギリソウ(弟切草)の花、葉、茎と全草から抽出されたエキスです。
オトキリソウ(弟切草)は、ヨーロッパ原産のオトギリソウ科オトギリソウ属の黄色い花を咲かせる根茎性の多年草です。ヨーロッパ意外に、北米、朝鮮半島、千島列島、サハリン等に自生しており、一部地域では栽培も行っています。オトギレリソウは、英名では聖ヨハネの日(6月24日)までに花が咲き収穫される事で、セント・ジョーンズ・ワートと名前がついたようです。
ハーブの世界では、オトギリソウ(弟切草)という名前よりも、セント・ジョーンズ・ワートの方がメジャーに感じますが、一般的に古くからハーブティーなどの嗜好品として利用されている一方で、国によっては、毒草として登録されている場合があります。セント・ジョーンズ・ワートは、古代ギリシア、ネイティブアメリカなどでは、人工中絶剤として用いていた歴史もあり、家畜が食べた場合、光敏感反応、中枢神経抑制、流産等の問題があり、一部では、殺虫剤として使用されていた例もある植物です。
それでも、セント・ジョーンズ・ワートは、ハーブとして長年愛好されている理由としては、うつ病に効果があるとされている点であると思われます。ドイツをはじめ一部の国では、セント・ジョーンズ・ワートは、標準的な抗うつ剤と同じ効果を持っており、副作用は標準的な抗うつ剤よりも少ないとされています。
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスの効果、効能
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスは、ハーブとしては、抗うつ剤等の効果がありますが、化粧品成分としては、紫外線防止、収れん、消炎、止血そして、毛根の成長抑制作用抑制する事から育毛効果のある成分ともいえます。
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスの毒性、副作用、安全性
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキスは、ハーブとしても使用されているもので服用は可能な成分です。服用については、毒草や抗うつ剤成分等いわれているものですが、肌に関しては、大きな問題はないと思われます。
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参考資料
セイヨウオトギリソウ花/葉/茎/エキス
“[セイヨウオトギリソウ花/葉/茎エキス]うつ病に効くハーブは、育毛効果がある成分です。” への4件のフィードバック