![[ドクダミエキス]毒々しいけど解毒作用のある成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2016/09/478240a8391de6aa9cb519f8ae2a841b_s.jpg)
ドクダミエキスはドクダミの葉や茎から抽出されるエキスで、抗菌、殺菌、抗炎症、抗酸化、皮膚コンディショニングの機能を持っている成分です。
ドクダミエキス
成分評価1
ドクダミエキスとは
ドクダミエキスは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草である、ドクダミの全草から抽出された、エキスです。
どくだみは、強い繁殖力のあり、全国の住宅の周辺は、道ばたなどに多くみられ、強い臭気があるため、嫌われものの雑草です。また、名前から毒があるのではと思っている人も多いのですが、実は漢字では、蕺草と書きますが、”毒矯み”とも呼ばれ、毒を抑えるという意味があり、逆に解毒作用のある植物です。
どくだみは、加熱する事で、特有の臭気がやわらぐ事で、天ぷらなどにして、食べられます。ペトナムでは、魚料理に欠かせないものですが、日本のものよりも、臭いが少ないといわれています。
また、日本では、乾燥したもので、どくだみ茶がありす。どくだみ茶は健康茶として飲まれており、動脈硬化の予防、利尿作用があると言われて、古来より毒下しとして利用されていますが、カリウム濃度が高いため、高カリウム症、肝機能数値の、GOT、GPTが上昇しやすい事もあり注意したい。
ただ、皮膚トラブルに対する、外用薬として使用される方が歴史は、古いと言われています。
そんなどくだみから抽出された、ドクダミエキスは、透明な薄い緑色で、民間薬として、販売されているため、普通に販売されているものです。
ドクダミエキスの効果・効能
ドクダミエキスには、その特徴のある、臭気の基である、デカノイルアセトアルデヒド、ラウリンアルデヒドは、抗菌性のある成分で、黄色ぶどう球菌、真菌に対しての抗菌効果があるといわれおり、水虫に効果があると言われていますが、乾燥させてしまったものは、揮発して効果がなくなります。
また、葉緑素のクロロフィルは、皮膚再生を促して、傷口を素早く修復して、毒を吸い出す効果が期待できるので、皮膚トラブルの回復が早くなるのです。
☆デカノイルアセトアルデヒド
どくだみに含まれる精油成分で、強力な殺菌性、抗菌性を持っており、肌の炎症を抑える、抗炎症作用ももっています。そのためお肌を清潔に保つ効果があり、ニキビやアトピー性皮膚炎の治療に効果が期待できる成分です。
☆クエルシトリン
ドクダミエキスに含まれる、フラボノイド系ポリフェノールのひとつです。抗炎症、抗酸化作用によって、肌の かゆみ や傷みを緩和し、毛細血管を強化して、血行をよくする効果があります。
☆葉緑素（クロロフィル）
ドクダミエキスに含まれる、クロロフィルは、肌バリア機能を高めて、肌を強くして、皮膚再生力を促進する働きがあります。その効果によって、肌の新陳代謝を促進して、シミ消し、色素沈着を治す、いちご鼻、肌の黒ずみの解消して、肌をひきしめる、収れん効果も期待出来、美白美肌効果の期待があります。
切り傷・擦り傷
切り傷や擦り傷は、しょっちゅうと言う人には、どくだみの生薬がとても効果的です。
どくだみの生薬には、殺菌効果があり、キズから入ってくるばい菌を殺菌してくれます。また、皮膚の再生力もあるため、傷口によくもんで、包帯などで固定して、あてておくと、キズの治りも早くなります。
おでき・できもの
おでき、できものは、毛穴や傷にばい菌などが入り込み、腫れ上がったものです。
程度にもよりますが、軽いものは、自然になおりますが、重いものは放置しておくと、皮膚の奥深くまで、浸透してしまい、毒素を出すといったものまであります。
どくだみの生薬をすりつぶして、ペースト状にしたもので、患部に当てて置く事で、どくだみの解毒効果で、毒素を吸い出してくれます。
虫刺され
夏場になると、蚊に数カ所もさされる人もいるかと思いますが、どくだみの抗菌作用によって、虫刺された後に、どくだみのエキスを塗っておくことで、かゆみが引くのが実感できます。
水虫
特に梅雨から夏にかけて高温多湿になると、悩ましいのが水虫。。
しかも市販薬がなかなか効きにくいし、治ったかのように見えてもすぐに再発するという厄介ものです。
どくだみには、優れた抗真菌作用をもっています。「デカノイルアセトアルデヒド」は、水虫の原因である、白癬菌などの真菌に対して抑制効果を発揮します。患部に直接塗ったり、お風呂に入浴剤として入れる事で、効果を発揮します。
ニキビ、吹き出物
ニキビは、成長期に多く見られる、肌トラブルの原因ですが、これは、主に皮脂腺で発生しますが、皮脂が何らかの原因で固体化して詰まり、そこに、アクネ菌が繁殖する事によっておこる現象です。
これに対して、どくだみエキスの抗菌性によって、炎症を鎮めてる事が可能なため、ドクダミエキスを直接患部に塗ったり、希釈して洗顔後の化粧水として、使用しても良いです。
あせも、じんま疹
赤ちゃん、子供に多くできやすい、あせも、や じんま疹痒くなると、掻きむしって血だらけになり、より悪化してしまいます。
どくだみは、肌の修復効果や雑菌の繁殖を抑える効果がありますので、肌の弱い赤ちゃんや子供にはね安心して使えます。患部に塗るよりも、入浴剤として、お風呂に入れるのが効果的です。
アトピー性皮膚炎
ドクダミエキスは民間薬として、アトピー性皮膚炎に効果があるとされています。
どくだみ茶を飲んで体内のデドックスをしたり、入浴剤として、使用したりする事で症状が改善すると言われています。
蓄膿症(ちくのうしょう)
蓄膿症は、副鼻腔内に膿がたまり、鼻がつまっていく病気でひどいものになると、鼻の裏はもちろん、歯の裏、眼の裏あたりまで膿がまわってしまい、頭痛などにも発展していく病気です。
軽度な状態であれば、どくだみの生薬を鼻の穴の奥に入れて詰めておくだけで効果を発揮すると言われています。
ドクダミエキスの毒性・副作用・安全性
ドクダミエキスを生薬として、使用する分では、毒性等については、報告がないが、どくだみ茶として飲む場合については、高カリウム症等などの心配のある成分です。ただ、大量に飲まなければも大きな問題はありません。
成分が含まれる製品一覧
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＆ GINO(アンド・ジーノ) (株式会社アールスタイル)
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参考資料
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