グルコシルセラミドは、植物由来のセラミドで、肌内部の基底層から顆粒層にもあるもので、保湿性、ヒアルロン酸生成促進、シミ改善、美白、エモリエントなどの効果が期待出来る成分です。
グルコシルセラミド(Glucosylceramide)
成分評価5
グルコシルセラミドとは
グルコシルセラミド(Glucosylceramide)は、一言で言うと植物由来のセラミドの総称で水溶性セラミドと呼ばれる場合もあります。
通常セラミドというと、4種類のスフィンゴイド類と3種類の脂肪酸がアミド結合によって組み合わされたもので、現在12種類のセラミド(1種類はまだ発見されていないため11種類と表現する場合もある。)が存在しています。分類方法によっては、さらに多くなりますが、割愛させていただきます。これらのセラミドは、人や動物(ウマ)や人由来のセラミドのため、ヒトセラミドやウマセラミドなどがあります。
一方で、植物由来のセラミドであるグルコシルセラミドは、セラミドにグルコースが結合した形になっており、植物由来とは言っていますが、人の肌にも存在しております。
人の肌は、真皮側より基底層,有棘層,顆粒層,角質層となっていますが、基底層から顆粒層に存在していおり、角質層にはほとんど存在していません。グルコシルセラミドは、どちらかというと、セラミドの前駆体的な存在で、グルコシルセラミドが角質層にあがってくる事で、一般的にいうセラミドに変化するからです。
グルコシルセラミドは、植物由来という訳は、植物に多く含まれているからで、こんにゃく、大豆、米(米胚芽および米ぬか)、小麦、トウモロコシ、マイタケなどに多く含まれています。
比較的多いとされるのが、こんにゃくで、1800μg/100g中あると言われており、1日に必要とされる600μg必要とされていますので、50g程度はこんにゃくでも必要との事です。
グルコシルセラミドの効果、効能
グルコシルセラミドは、保湿性が高く、ヒアルロン酸生成促進、シミ改善、美白、エモリエントなどの効果のある成分です。
グルコシルセラミドの毒性、副作用、安全性
グルコシルセラミドは、毒性、副作用などが無い成分として、使用されているもので、アトピー性皮膚炎などにも良いとされているため肌への刺激は低いと考えられる成分で、安全性は高いものです。
成分が含まれる製品一覧
haruシャンプー(株式会社nijito)
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参考資料
“[グルコシルセラミド]植物由来のセラミドは、アトピーにもやさしい保湿成分” への1件のフィードバック