[オレンジ果皮油]フレッシュな香りには安眠効果がある。

オレンジ果皮油はスイートオレンジなど果皮から抽出されるオイル成分で、リモネンなどを主成分としており、香料、血行促進、皮膚コンディショニングなどの機能のある成分です。

オレンジ果皮油

オレンジ果皮油
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成分評価3

オレンジ果皮油とは

オレンジ果皮油は、ミカン科ミカン属のオレンジの果皮を圧搾して抽出するオイル成分です。

オレンジは英名で、和名は、アマダイダイ(甘橙)。オレンジはスイートオレンジ、サワーオレンジ、マンダリンオレンジに大別されるが、スーパーなどで見かけるものは、スイートオレンジに属する、ネーブルオレンジかバレンシアオレンジを指す事が多い。

逆に日本人が、「みかん」とよんでいる温州みかんは、マンダリンオレンジの近種である。

オレンジの原産は、インドのアッサム地方と言われているが、現在国内の輸入元は、カルファルニア産のものがほとんどであり、国内では、ネーブルオレンジを除いてほとんど生産されていません。

そして、オレンジ果皮油は、このスイートオレンジの果皮を利用して作られているのです。

冨の象徴オレンジ

オレンジは、古来よりアラブ社会やヨーロッパ社会では、オレンジは冨の象徴と言われています。そのため、オレンジ農園を持つ事が成功者の証と言われ、フランスのベルサイユ宮殿にもオレンジ園が残されていました。

オレンジ果皮油の成分

オレンジ果皮油の成分として主成分は、リモネン、デジルアルデヒド、オクチルアルデヒド、リナロール、シトラール、ナリンジンなどである。他にフラボノイド、ビタミンA、B、C、Eなどが含まれています。

オレンジ果皮油の光毒性

オレンジ果皮油の主成分のリモネンは、光毒性を持った成分です。

ここで言う、光毒性とは、皮膚に塗った状態では、問題ないのですが、太陽の紫外線があたると、軽度な火傷等が発生して、しみの原因となるものです。しかし、光毒性を発生させるためには、7%以上の濃度が必要です。化粧品などに使用される場合、オレンジ果皮油は、通常0.1~0.2%程度ですので、化粧品関連ではまったく問題ない成分です。

ただし、アロマテラピー等では、原液の精油を使用する場合は、濃度については、注意が必要です。事故等はこちらでおきやすい傾向があります。

オレンジ果皮油の効果・効能

オレンジ果皮油の効能としては、主成分のリモネンに影響します。リモネンは、柑橘系特有のフレッシュな香りのもとで、不安や緊張緩和して、安眠をさそう香料としての働きがある。希釈した、オレンジ果皮油を肌につけた場合、殺菌力、血行促進作用があり、疲れた肌を活性化させる効果があります。

オレンジ果皮油の毒性・副作用・安全性

オレンジ果皮油には、光毒性と呼ばれ、紫外線と合わさることで、肌のシミやアレルギーなどの原因となるものがありますが、通常化粧品に含まれるレベルでは、光毒性を気にする必要はありません。

ただし、精油として使用する場合は、濃度濃い事から注意が必要です。

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参考資料

オレンジ果皮油(THREE)

オレンジ果皮油 | 化粧品としての効果効能

マンダリンオレンジ果皮油(cosmetic-info.jp)

オレンジ果皮油(cosmetic-info.jp)

光毒性(ひかりどくせい)について