頭皮のかゆみの原因と7つの対策

頭皮のかゆみの原因を考えた事があるでしょうか? 実は”かゆみ”という感覚は実際にはありません。頭皮のかゆみは、実は痛点で感じていますので、そのため実際はどこかに炎症がおきています。そのため、対策としては、その炎症を抑える事がとても有効なのです。

頭皮かゆみ原因

頭皮 かゆみ 原因
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頭皮のかゆみは原因が何にしろ、思いっきり掻きたくなるのが、心情かと思いますが、絶対に、そうしないで下さい。はっきり言って、百害あって一利なしです。

疑うべきは、頭皮ケアの仕方

頭皮のかゆみの原因として、頭皮の細かな傷とそこに繁殖する雑菌です。頭皮のかゆみは、頭皮トラブルのひとつですが、頭皮トラブルとしては、軽度ですが、大きなトラブルのはじまりのような現象です。放置しておくと、他の頭皮トラブルを併用してしまう可能性がありますので注意してください。

ここで重要なのは、何故傷や雑菌の繁殖がおこったかです。これは、頭皮ケアの仕方が間違っているのがほとんどで、自分でも判らず頭皮のかゆみの原因となっている事を行っているからに他なりません。

頭皮が傷つく、シャンプーの恐怖

頭皮が傷つく原因としては、シャンプーの方法が間違っているのが考えられます。頭皮は、シャンプーをしないと、汚れが溜まって他のトラブルに発展しますが、それは、戦前、戦中のような長期間洗髪が出来ない状態で現在ではまず考えられないでしょう。

逆に洗いすぎる事で、頭皮トラブルをおこす方が多いと考えられ、シャンプー自体が頭皮のかゆみの原因になっています。これは、現在のシャンプーの洗浄力が必要な皮脂まで、取ってしまう事が多いのでこれが原因となります。それによって、頭皮のかゆみに発展してしまうのです。

頭皮が傷つく原点としては、次のような事が考えられます。

熱めのお湯で、洗っている。

ちょっと熱いお湯でシャワーをすると、ちょっと刺激があって気持ち良いと思う人もいるかもしれないですが、実はたいへん危険です。温度としては、40℃以上になると、頭皮は、あかみが出て軽い火傷状態になります。そのため、軽い炎症がおこります。

皮脂は、他の資料でも、書いていますが、38℃前後が良く、40℃は限界の温度です。頭皮は他の皮膚よりも薄いため、他の部分以上に注意が必要なのです。

シャンプーを直シャンで使っている。

シャンプーを直シャンで使用するほど、危険な行為はありません。一時CMで 直シャンをPRしてましたが、汚れをとれる以上に、必要な皮脂まで、根こそぎ取ってしまいますし、頭皮への、界面活性剤の侵入をゆるしてしまいます。

また、直接シャンプーの原液をつけるため、水分が足りなくなり、逆ミセル状態で、汚れを取るための、親油基といわれる部分が表を向いた、ウニのような形の状態となってしまいます。これは、皮膚につきささる構造となっています。これらが荒れて、頭皮の乾燥 や進行すると、フケの原因につながり、それが、頭皮かゆみ原因となります。

そんな状態にならないため、シャンプー成分は、しっかりと、手の上で、泡立てをしてから、頭皮にもってくる事が、重要になります。

爪をたてて、シャンプーをする。

頭皮かゆみ原因は、判らなくても、おもわず、頭皮を掻いてしまう事は、多いではないでしょうか?頭皮かゆみがある処をおもっいきり爪をたてて、洗うと、スッキリすると思いますが、後で悲劇をよびます。頭皮は見た目以上にナイーブです。頭皮のかゆみがあるからと言って、掻くのは危険です。

また、美容院や理容院で、「かゆい処ありますか?」とシャンプーの時に聞かれて、掻いてもらう事もあるかと思いますが、シャンプー成分が、染みこんでいる状態ですので、爪はおろか指先で、こするのすら、危険な行為です。

シャンプー成分を使っての、洗髪の時には、指を動かさずに、頭皮を動かす洗髪がおすすめです。

シャンプー成分が、頭皮に残っている

シャンプーを使いすぎたりするとよく有りますが、シャンプー成分が、頭皮に残って、悪さをします。シャンプーを使いすぎると皮膚に、へばりつき中々シャンプー成分を除去するのが難しくなります。

シャンプー成分が、頭皮に残留すると、時間とともに、水分が飛んで濃縮するため、より強い成分として、頭皮にキバを向いた状態となります。そのため、しっかりと洗う必要があります。洗い残しがあると、それが頭皮のかゆみの原因に繋がります。

そうならないためにも、38℃前後のお湯で、しっかりと、シャンプー時間の3倍は、時間をかけて、洗い流しましょう。また、シャンプーを使いすぎない2度洗いは、絶対にNGですし、1回目の洗い時に、泡立ちが良い場合は、シャンプーの使用量を制限する必要があります。

シャンプーやトリートメントがあっていない

洗い方で、シャンプー成分の刺激を最小限にしても、頭皮には、まだ刺激が多い場合は、頭皮のかゆみの原因としては、使用している、シャンプーやトリートメントに原因があります。

実際どのようなものを使っているか、個々で、違いますが、頭皮のかゆみの原因となるシャンプーの使用をやめたり、低刺激なものに、変える必要があります。シャンプーで、低刺激なものは、

現在の処 アミノ酸シャンプーがおすすめです。

またコンディショナー・リンスに入っている、成分には、知られていませんが以外とその刺激によってアレルギーが起こりやすい成分が使われている場合があります。特にコンディショニング成分は、髪には有効ですが、頭皮には刺激が強いといった問題があるものもありますので、アレルギー体質の人は、特に注意が必要です。

ヘアケア以外の、頭皮かゆみ原因

ヘアケア以外に頭皮のかゆみの原因となるものが、いくつかあります。

疲労・ストレス・睡眠不足

あまり関係無いように感じですが、生活習慣が悪いと、よく肌荒れをおこしたりしますが、頭皮でも、同様の肌荒れをおこしています。通常髪の毛があることから、わかりづらいとは思いますが、顔よりも皮膚が薄い関係もありますので、疲労やストレスの影響が出やすいと考えて下さい。顔色が、悪い時は、頭皮もダメージがでいると考えるのが自然です。

ストレスが原因の場合は、頭皮のための食事をきっちりする事が大事です。特に、血行促進につながるような、ミネラル分をとることが、頭皮にとっては、良い栄養素です。

また、頭皮のデトックスタイムは、夜の10時頃から、明け方の2時頃です。この時間にしっかりと、就寝する事が大事なのです。 

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は、マラセチア菌等が、繁殖して、頭皮のかゆみの原因の他、脂性フケや頭皮のベタツキ等につながる病気です。これは、実際原因不明とされていますが、常在菌として、存在する、マラセチア菌が、大量増殖すると頭皮のかゆみを伴い、大量のしめったフケが出ます。これにかかった場合は、一度頭皮の常用菌をリセットする必要があります。

殺菌系のシャンプーと強いかゆみ止めです。薬局等でも、売っているものですが、この病気の場合は、きちんと、町の皮膚科を受信する事をおすすめします。

ちなみですが、脂漏性皮膚炎がなぜ起こるかは実際判っていないですが、HIV等免疫が低下した時におこりやすいとされていますので、普段からの体調管理を重要です。

アレルギー性皮膚炎

頭皮のかゆみの原因にも繋がるのが、アトピー性皮膚炎です。一般的に、目の周りや、耳、もしくは、肘や膝の裏といった皮膚の弱い処におこりやすいのですが、同様に頭皮も皮膚として、弱い部分ですので、かゆみがおこりやすいです。

接触性皮膚炎

頭皮ケアにも係わりますが、頭皮等に接触した、物質や成分によって、頭皮に湿疹、炎症がおこるのです。シャンプー、トリートメント、以外に、ヘアーワックスやムース等も考えられます。1番悪いのは、髪染め薬等は、非常に強力ですので、皮膚の弱い人は、頭皮のかゆみの原因に繋がります。

対象のものが、限られているのであれば、すぐに使用を中止にするのが、非常に大事です。

頭皮 かゆみついては、別のブログでも書かれていますので、ご確認下さい

参考資料

頭皮のかゆみの原因とは?

頭皮にかゆみが出る原因と、その対策方法

かゆくてつらい!頭皮湿疹・皮膚炎の原因と対処法

15年ぐらい続いていたフケ症が解消した話

キレイな髪を作るのは落とすケアだった!正しいシャンプーをおさらい

ハゲないための髪の洗い方をレクチャーする