![[サボンソウエキス]サポニンの力で、天然の泡立つ洗浄剤](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2017/04/c6fd8940bc7b213d017ce0cccebc34ae_s.jpg)
サボンソウエキスは主成分サポニンの効果により、滅菌性、洗浄性、皮膚コンディショニング等の機能がある成分です。
サボンソウエキス
成分評価３
サボンソウエキスとは
サボンソウエキスは、ヨーロッパ、中央アジア原産のナデシコ科サボウソウ属のサボンソウの葉、根から抽出したエキスです。
サボンソウは、40～80cmの多年草で、6月頃に淡紅色～白色の5弁花先、葉は被針形をしている。原産は、ヨーロッパ、中央アジアですが、国内に入ってきたのは、明治の頃と言われており、当時は、薬用や園芸といった目的で使用されています。
サボンソウエキスには、サポニンやフラボノイド配糖体といったものが含まれていて、淡緑褐色～褐色の透明な液体をしており、特有のにおいがるエキスです。
もともと、サボンソウは、古代ローマ薬理学者、ディオスコリデスが記した「薬物誌」にも記載されている植物で、サボンソウエキスは、滅菌性、トニック性があり、褥瘡、魚毒、湿疹などの治療に使われていたようです。また、胆汁分泌促進、去痰、緩下、利尿などの効果があると言われています。
そして、サボンソウの葉や根などを細かく刻んで水に混ぜるとよく泡立ちます。これは成分のサポニンに発泡性がある事で、発生する現象で、洗浄力があり、毛穴に詰まった汚れを落とす事があるため、油脂由来の洗浄剤が製造される前は、石けん代わりとして利用されていたものです。
サボンソウエキスの効果、効能
サボンソウエキスは、主成分である、サポニンの効果により、滅菌性、洗浄性、皮膚コンディショニング等の機能がある成分です。石けん、パック、クリーム、乳液、シャンプー、ボディーシャンプー等様々なものに利用されています。
サボンソウエキスの効果、効能
サボンソウエキスの主成分である、サポニンには、毒性があり、赤血球を破壊する問題がある。ただし経口摂取をしても、サポニンの形では、吸収されないため問題ないとされています。
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参考資料
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