オノニスエキスはキューティクルの生成を助ける、ヘアコンディショニング、保湿、抗アレルギー、皮膚コンディショニング等がある成分です。
オノニスエキス
成分評価5
オノニスエキスとは
オノニスエキスは、マメ科ハリモクシュ属の植物である、オノニス・スピノサの根および茎かに抽出されるエキスです。
オノニス・スピノサは、ヨーロッパ全域からアジアにも分布しており、石灰岩地のやや痩せた乾燥した地域に多くあると言われています。花は、桃色から薄い紫をしており、6~20mmの小さな花で、4月~9月に咲き、葉は先端にドゲがあるギザギザした形のものとなっています。
オノニス・スピノスは、そもそも、中国では漢方薬として、肌荒れ防止薬として中国名で針苜蓿(ハリモクシュク)として使用されています。またドイツでは、利尿剤としても使われているようです。
オノニスエキスの効果、効能
オノニスエキスは、キューティクルを強くする。
オノニスエキスには、特殊な性能がありそのひとつが、KAP5遺伝子の活性化です。KAP5遺伝子は、髪の毛表面のキューティクル部分にあり、キューティクルの強度アップをするたんぱく質をつくる指示を出す遺伝子で、このKAP5遺伝子が活性していると、髪の毛が丈夫になり、切れ毛、縮毛といった髪の毛のトラブルがおきにくい質の髪の毛になるものです。
オノニスエキスの抗炎症、抗アレルギー性
オノニスエキスの主要成分は、イソフラボン配糖体、タンニン、トリテルペノイド、精油等があり、これは抗酸化作用を持っている成分で、刺激が少ない事で、抗炎症、抗アレルギー性があるため、肌荒れ防止成分として使用されています。
オノニスエキスの保湿性能
ヒアルロン酸分解酵素の阻害効果のある、ヒアルロニターゼを含んでいるため、保湿効果持続に寄与する成分で、それとともに、ヒアルロン分解酵素は、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの放出と、炎症等に関与している成分ですので、阻害抑制する事で、抗炎症、抗アレルギーにも繋がります。そのため肌荒れ防止、美白、美肌に繋がる成分です。
オノニスエキスの毒性、副作用、安全性
オノニスエキスは、漢方薬等で利尿剤として活躍しているため、毒性は少ないと判断します。また耐アレルギー性もあるため、取り過ぎなければ問題の無い成分といえます。
成分が含まれている製品一覧
CA101 シャンプー(株式会社エル・ド・ボーテ)
成分が含まれるその他の商品一覧
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参考資料
“[オノニスエキス]利尿剤になる漢方成分が髪の毛を強化する。” への1件のフィードバック