![[水添ナタネ油アルコール]菜種油から作られた乳化安定成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2019/05/2316ee4b7c4b42b5fd309ed026ac9351_m-1024x683.jpg)
水添ナタネ油アルコールは、ナタネ油から産生される植物由来の飽和高級アルコールで、乳化安定、ヘアコンディショニング、エモリエントなどが見込める成分です。
水添ナタネ油アルコール(Hydrogenated Rapeseed Alcohol)

成分評価3
水添ナタネ油アルコールとは
水添ナタネ油アルコールは、植物由来のナタネ油を水素で還元した脂肪族アルコールで、ステアリルアルコールやアラキルアルコール、ベヘニルアルコールなどから出来ている飽和高級アルコールです。
過脂肪剤によって流動性を改良して、白色のろう状物質で得意なニオイがあり、一般的にはフレーク状の原料成分で、固体アルコールと呼ばれる成分でもあります。
ナタネ油は、一般的にセイヨウアブラナから抽出されるオイル成分で、エルカ酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などで構成されており、古来より日本国内では食用油として使用されており、流通している食用油の約60%を占めています。一方で米国では禁止されている植物油でもあります。
実はナタネ油に含まれているエルカ酸と呼ばれる脂肪酸の一種は、過剰摂取によって心臓障害を誘引する恐れがある成分で、油を多様するアメリカ型食生活ではリスクが高い事で禁止をされていました。ただ1985年になり、エルカ酸を殆ど含まないキャノーラ品種が開発された事で米国でも使用されるようになった。実は現在日本で使われている食用のナタネ油の殆どが実はエルカ酸を殆ど含まないキャノーラ油となっています。
水添ナタネ油アルコールの効果、効能
水添ナタネ油アルコールは、植物由来のナタネ油を還元して得られる白色蝋状成分で、乳化安定、ヘアコンディショニング、エモリエントなどの効果のある成分です。
そのため、トリートメント、コンディショナー、化粧水、乳液、クリーム、ファンデーションの下地、フットケアなどに使用されています。
水添ナタネ油アルコールの毒性、副作用、安全性
水添ナタネ油アルコールは植物由来のナタネ油が原料で毒性等は無い成分です。また変質を抑えめために、水素添加して品質を安定化させている成分でもあります。
ただデーターが少ないため安全性については、調査中です。
成分が含まれる製品一覧
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参考資料
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