[ハチミツ・はちみつ・蜂蜜]甘い甘味料は殺菌、防腐がある成分だった｜アミノ酸シャンプーは髪と地肌におすすめです。

ハチミツは、ミツバチが、花の蜜を集めて自分の巣で、保存貯蔵しているもので、自然界では、最も甘い甘味料である。本来、ミツバチの食料であるが、人も古来より、食料とだけでなく薬用としても、使用されている成分で、全世界で、130万tの生産されている。殺菌剤・防腐剤・血行促進の機能がある成分です。

ハチミツ・はちみつ・蜂蜜(honey)

成分評価　5

ハチミツとは

ハチミツ(honey)は栄養価が高い成分で、水分が2割、糖が残りの8割を含むもので、鶏卵の2.5倍、牛乳の6倍のカロリーのある成分である。また、その他有効成分として、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、有機酸、酵素、色素、香気物質等を含んでいるが、ビタミン、ミネラル、アミノ酸等は、花粉由来の成分である。糖の成分である、スクロースは、ミツバチの唾液で分解され、フルクトース(果糖)とグルコース(ぶどう糖)に分解され独特の甘さとなる。

またローヤルゼリーに含まれるコリンは、本来花粉には、無い成分であるが、ミツバチの咽頭から分泌される、物質のため、巣に貯蔵される際に、混入するものである。

ハチミツの効果、効能

ハチミツは古代エジプトで、栄養価が高い事もあり、内服薬として、利用していた歴史もあるが、実は外用薬としても利用されていた。ハチミツは、旧約聖書にも書かれるほど古くから利用されており、湿布、軟膏等に利用されており、古代ギリシャでは、炎症、潰瘍、吹き出物の外用薬として利用していた。

はちみつには、強い殺菌力があり、チフス菌なら、48時間、パラチフス菌であれば、24時間赤痢菌であれば、10時間程度で、死滅する事が判っている。これは、はちみつの持つ糖分が、細菌の水分を奪う事で、細菌が生息出来ないと考えられ、その殺菌効果によって、天然の防腐剤しての効果がある。

また、はちみつに含まれる糖には、肌を整える機能もあり、ビタミンB1等は、血行促進となり、新陳代謝を高める働きもある。あの、クレオパトラも美容成分として、はちみつを化粧品として使用していました。

ハチミツの毒性、副作用、安全性

ハチミツは、食用なので、通常安全であり、特に、子供に食べさせると、発育が良くなり、赤血球、白血球の増加が見られるため、好ましいが、ハチミツには、活動を停止している、ポツリヌス菌がおり、大人であれば、そのまま、体外に排出してしまうが、乳幼児の場合、腸内フローラが出来ていない事もあり、ボツリヌス菌が発芽して、毒素をだしてしまう事があるため。通常　国内では、乳幼児に与えてはいけないと表示してあります。

また毒性の植物の花粉をあつめたトリカブト、レンゲツツジ、ホンツツジ等の花粉は毒性があり、天然のはちみつについては、この危険性があるが、管理されているはちみつについては、問題はありません。