EDTA

EDTAは正式名称エチレンジアミン四酢酸の事をいい、別名エデト酸とも呼ばれておりキレート性能がある事から、金属キュレーション剤としての働きがある成分です。

EDTA

EDTA
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成分評価 1

EDTAとは

EDTAは、エチレンジアミン四酢酸の略で、別名としてエデト酸とも呼ばれるキレート剤で、水溶液中の、二価、三価、四価の金属イオンとキレート錯体して取り込む事が出来る。

特にカルシウム、鉄、銅、コバルトなどと強く結合する事が出来る。ただし、薬局等で購入する場合、EDTAは、断らないかぎり、ナトリウム塩のEDTA-2Naとなっている事が多い。

EDTAの効果、効能

EDTAは、シャンプー等の化粧品に配合する理由としては、使用する水の硬度対応による。金属イオンを含んでいるような硬水を使用した場合、金属イオンの影響で、泡立ちが悪くなるため、EDTAによって、金属イオンを錯体として取り込ませる事で、泡立ちが良くなる傾向があります。この金属を取り込む事をキレート作用といいます。

EDTAの毒性、副作用、安全性

EDTAは、水溶液中にある、金属イオンをキレート作用によってキュレーション効果を発揮する事で、泡立ちの邪魔となる金属イオンを取り込む事が出来ます。また、アレルギーの原因となる金属イオンを取り込む事ができます。

一方で肌に存在する金属イオンを奪い取る性質がある事から、一部の人にはアレルギーの原因にもなると言われている成分です。そのため、肌の弱い人は、注意が必要です。ただ、肌への吸収力は無く、発がん性等についても無い成分と言われています。

EDTAは、特異的な胎仔毒性と催奇形性の可能性が明らか にされたが、これは、EDTA自体が原因というよりは、EDTAによって、体内の亜鉛濃度が極端に下がる事で、亜鉛欠乏症になる事で発生する病気のため、それほど気にする必要は無い。

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参考資料

エチレンジアミン四酢酸

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