![[ベヘナミドプロピルジメチルアミン]低刺激なコンディショニング成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2016/07/b0e8a8e94f8c1190c448ade5972762ce.jpg)
ベヘナミドプロピルジメチルアミンは第三級カチオン界面活性剤で、低刺激なコンディショニング成分で、帯電防止、ヘアコンディショニング作用があります。
ベヘナミドプロピルジメチルアミン
成分評価3
ベヘナミドプロピルジメチルアミンとは
ベヘナミドプロピルジメチルアミンは、アミドアミン型の陽イオン活性剤で、静電気防止機能があり、ヘアーコンディショナーとしての効果があります。第3級カチオン界面活性剤のため、極めて低刺激なコンディショナー成分のため、シャンプーのコンディショニング成分、トリートメント剤、ヘアパック剤などの多くヘアケア製品に使用されています。
ちなみに、第4級カチオン界面活性剤は、帯電防止効果、コンディショニング効果ともに、非常に高く、髪等への吸着力も高い一方で、刺激も強いという欠点があります。
リンス、コンディショニング、トリートメントは、何故刺激があるのか?
現在使用されている、ノンシリコン系のコンディショニング剤としては、大きく3つに分かれています。
- 第4級カチオン界面活性剤
- 第3級カチオン界面活性剤
- アミノ酸系界面活性剤
頭皮への刺激の強さについては、
高い刺激 ＞ 第4級カチオン界面活性剤 ＞ 第3級カチオン界面活性剤 ＞ アミノ酸系界面活性剤 ＞ 低刺激
一方で、帯電防止効果、コンディショニング力
良い ＞ 第4級カチオン界面活性剤 ＞ 第3級カチオン界面活性剤 ＞ アミノ酸系界面活性剤 ＞ 弱い
このような関係のため、洗った後に、サラサラの効果のある、コンディショナーは、性能が良いほど、頭皮にとっては、刺激が強いものとなっているのです。
それならば、入れなくても良いのではと言う人もいるかと思いますが、洗い上がりがパッサパサの昔のシャンプーになってしまい、静電気もおさまらないため、髪が絡んでしまったりとなってしまいます。
現在コンディショニングとしては、第四級カチオン界面活性剤が１番使用されており、低刺激として、第3級カチオン界面活性剤が使用されています。アミノ酸界面活性剤もそれだけですと、コンディショニング効果が足りない場合が多く、第3級界面活性剤や第4級界面活性剤を使用している場合があります。
背中ニキビの原因 実は コンディショニング剤？
最近、女性を中心にして、背中ニキビという問題があるのをご存じでしょうか?
これの第一の原因として、現在有力視されているのが、コンディショニング剤です。
髪には良い第4級カチオン界面活性剤、第3級カチオン界面活性剤などは、皮膚への刺激がある事から、すすぎによって流れたコンディショニング成分が背中を伝ってしまう事です。そして、背中は、洗いにくい場所のため、コンディショニング成分がどうしても残ってしまうことで、背中ニキビになると言われています。
そのため、背中ニキビ等になりやすい人は、第三級カチオン界面活性剤や第四級界面活性剤などが入った、シャンプーやコンディショナーは使用しない方が良いです。
ベヘナミドプロピルジメチルアミンの効果、効能
ベヘナミドプロピルジメチルアミンは、第三級カチオン界面活性剤です。そのため、髪に吸着して、コンディショニング効果を発揮する成分です。また、髪表面に付着する事で、静電気による帯電を抑える事で、帯電防止性能もある成分です。
ベヘナミドプロピルジメチルアミンの毒性、副作用、安全性
ベヘナミドプロピルジチルアミンは、第三級カチオン界面活性剤ですので、一般的コンディショニング成分として使用される、第四級カチオン界面活性剤よりも刺激性は低いです。
ただ、刺激が低いと言っても、刺激が無い訳ではないため、頭皮等には、使わないようにする必要があります。
成分が含まれている製品一覧
リマーユ(リバテープ製薬株式会社)
botanist シャンプー(株式会社I-ne(イーネ))
re シャンプー(アジュバンコスメジャパン)
成分が含まれるその他の商品一覧
いち髪濃密W保湿ケアコンディショナーポンプ
エコットコスメ オーガニック ヘアシャンプー(ややさっぱり) モモ・岡山県
コンディショナー(リペアコンディショナー)2本セット[コンディショナー 美容室専売 スカルプケア ミューノアージュ MUNOAGE]
デミ ウタウ バランシングケア トリートメント 200g
いち髪なめらかスムースケアCD詰替用2回分 × 12点
参考資料
ベヘナミドプロピルメチルアミンの毒性は?シャンプーでの安全性は
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