![[ステアリルトリモニウムプロミド]脂肪酸から作られた強力なヘアコンディショニング成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2019/06/a3015eb444bae00ed310b9204f0ad128_m-1024x683.jpg)
ステアリルトリモニウムブロミドは、脂肪酸のステアリルアミンまたはステアリルジメチルアミンに陽イオンをつけてつくられるカチオン界面活性剤で帯電防止、ヘアコンディショニング、洗浄効果、弱い殺菌効果、仕上げ剤、柔軟としての効果のある成分です。
ステアリルトリモニウムブロミド(steartrimonium-bromide)
成分評価３
ステアリルトリモニウムブロミドとは
ステアリルトリモニウムブロリドは脂肪酸のステアリルアミンまたはステアリルジメチルアミンに陽イオンをつけてつくられるカチオン界面活性剤で第四級アンモニウム塩のひとつです。ステアリルトリモニウムブロミドは旧名で現在はステアルトリモニウムブロミドと呼ばれています。
第四級アンモニウム塩は、カチオン(プラスイオン)を持っている事で、マイナスに帯電しているものに吸着をしやすい性質があります。シャンプーはアニオン界面活性剤のため洗髪をする事でキューティクルが開きマイナスに帯電をしてしまいます。
それによって、髪の毛に静電気が溜まりギシギシになったり、指通りが悪くなってしまいます。そんな状態の髪の毛の表面に第四級アンモニウム塩は非常に吸着しやすい性質があり、強力なヘアコンディショニング効果やトリートメント効果のある成分となります。
ステアリルトリモニウムブロリドは化粧品成分としての医薬部外品として塩化ステアリルトリメチルアンモニウムと呼ばれます。
ステアリルトリモニウムブロミドの効果、効能
ステアリルトリモニウムブロミドは、第四級アンモニウム塩のひとつでカチオン界面活性剤で、毛髪に吸着しやすい性質があります。そのため、帯電防止、ヘアコンディショニング、洗浄効果、弱い殺菌効果、仕上げ剤、柔軟としての効果、効能があります。
シャンプーなどできしんだ髪に吸着する事で、しなやかさとツヤを与え、枝毛や切れ毛の予防をする事も出来ます。髪の毛の修復をする事はありませんる
そのため、シャンプー、リンス、トリートメント、そして柔軟剤などに使用されている成分です。
ステアリルトリモニウムブロミドの毒性、副作用、安全性
ステアリルトリモニウムブロミドは第四級カチオン界面活性剤ですので、吸着性が高くヘアコンディショニング効果は確かに高いのですが、その分肌への吸着性も高く刺激も強くなります。
カチオン系成分ですので、長時間吸着する働きがあり、髪の毛への使用には良いのですが、皮膚に直接触れるのは避けたほうが良い成分です。シャンプー以外にもトリートメント成分として使用されていますが頭皮には直接触れないように注意する必要があります。
そのため必ずバッチテスト当をする必要があります。
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参考資料
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