ステアラミドプロピルジメチルアミンは、3級カチオン界面活性剤に所属しており、帯電防止、きしみ防止機能をもっている、ヘアコンディショニング成分です。
ステラアミドプロピルメチルアミン
成分評価 3
ステラアミドプロピルメチルアミンとは
ステラアミドプロピルメチルアミンは、ステアリン酸とジメチルアミノプロピルから合成される、植物由来のカチオン界面活性剤で、あるため、コンディショニング効果が期待できる成分です。
髪の毛は、水分を含むと、一般的にマイナスに帯電をしているため、プラスの電荷を帯びている成分が、髪に吸着するため、コンディショナーとしての役割がある。
ステラアミドプロピルメチルアミンは、3級カチオン界面活性剤に属しており、ステアリルトリモニウムクロリドやベヘントリモニウムクロリドのような4級カチオン界面活性剤と比較すると、コンディショニング機能は、低いが、同時に刺激性も低いものである。
つまり、3級カチオン界面活性剤よりも4級カチオン界面活性剤の方が刺激性もコンディショニング機能も強い成分である。そのため、3級カチオン界面活性剤は、アミノ酸系とは、比較にはならないが、低刺激な面が魅力とされている成分です。
ステラアミドプロピルメチルアミンの効果、効能
ステアラアミドプロピルメチルアミンは、3級カチオン界面活性剤のため、帯電防止、きしみ防止、ヘアコンディショニング等の効果がある成分です。
ステラアミドプロピルメチルアミンの毒性、副作用、安全性
一般的な、リンス、トリートメント等に使用されている、カチオン界面活性剤は、4級カチオン界面活性剤が多く、ステラアミドプロピルメチルアミンのように、3級カチオン界面活性剤(3級アミン)を使用しているものは、低刺激なコンディショニング成分とされて安全性は高いとされています。
ただしコンディショニング効果が低いですが、安全性だけを考えるとアミノ酸系のコンディショナーの方が良いと言えます。
頭皮とコンディショナー成分との関係
カチオン界面活性剤は、帯電防止性能があり、シャンプー等でマイナスに帯電している、髪の毛に効果的に吸着して、乾燥後に、サラサラの触感の良い髪にする、効果のあるものです。
一方で、カチオン界面活性剤は、タンパク質に付着する性質をもっいる事から細菌等に付着とて、変質させてしまう事もあり殺菌剤としての側面をもっている。頭皮もタンパク質の一種ですので、同様の効果があります。そのため、出来るだけ、頭皮には、使用しないのが、良いとされています。
背中ニキビは、コンディショナー成分が原因?
コンディショナー成分は、より効果が高いほど、髪の毛の吸着は、もとより皮膚にも付着する効果があります。そのため、最近の意見として、背中ニキビの原因の1つとして、コンディショナー、トリートメントに含まれている、カチオン界面活性剤と言われています。
特に、3級カチオン界面活性剤よりも4級カチオン界面活性剤の方が影響が強く出るとの事です。ただし、カチオン界面活性剤は、殺菌剤としての側面があるため肌荒れの可能性はあるが、アクネ菌が関係しているニキビとの因果関係は、別途調査する必要がある。
成分を含む製品一覧
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参考資料
“[ステアラミドプロピルジメチルアミン(ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド)]帯電防止機能のあるコンディショニング成分” への5件のフィードバック