![[ラウロイルサルコシンNa]アミノ酸系洗浄成分で洗浄力が高い成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2018/04/99a654ca364e5d354cc5b4987b8144be_s.jpg)
ラウロイルサルコシンNaは古くから使用されている、アミノ酸系洗浄成分で、洗浄力、脱脂力が強く、サッパリとした洗い上がりですが、一方で、頭皮への刺激が強い洗浄成分でもあります。
ラウロイルサルコシンNa
成分評価１
ラウロイルサルコシンNaとは
ラウロイルサルコシンNaは、アミノ酸系の洗浄成分のひとつで、アミノ酸洗浄成分が出始めた当初から使われている、比較的古くからあるアミノ酸洗浄剤です。
アミノ酸系洗浄剤のため、保湿力があり、洗浄力が高く、頭皮の皮脂をサッパリとした洗い上がりがあるため、アミノ酸シャンプーの出始めには非常多く使用されたものです。男性用の爽快系シャンプーにはよく使用される成分です。
しかし、脱脂力が高く、頭皮への刺激が高い事で、皮膚の炎症や痒みなど、アレルギー性も高い界面活性剤です。そのため、皮膚トラブルをおこすとして、1980年に厚生省(現在の厚生労働省)によって、表示指定成分として103個の指定された成分のひとつです。現在は、これらは指定成分としての法律が無くなり、良い悪いにかかわり無くすべての成分を表示する義務が発生しています。
そのような理由から、最近では、あまり使用されなくなってきた成分のひとつです。
ラウロイルサルコシンNaの効果、効能
ラウロイルサルコシンNaは、アミノ酸洗浄成分の中では、洗浄力が強く、脱脂力が強い洗浄成分です。脱脂力が強い事で、最近では、主洗浄成分というよりも、洗浄力を高める助剤として使用される事が多い成分でもあります。
ラウロイルサルコシンNaの毒性、副作用、安全性
ラウロイルサルコシンNaは、頭皮への刺激が非常に強く、頭皮炎症やかゆみの原因になるとして、アレルギー性が高いとして、肌の弱い人には、オススメできない成分です。
実際、厚生労働省の定めるGHSの基準ですと、ラウロイルサルコシンNaは、皮膚刺激区分2、眼の刺激区分1となっているため、肌への影響が強く、使用する前には必ずバッチテスト等が必要な成分でもあります。
成分が含まれる製品一覧
botanist シャンプー(株式会社I-ne(イーネ))
成分が含まれるその他の商品一覧
ディアボーテ オイルインシャンプー（グロス＆リペア）ジャンボ 500ｍＬ
ライオン NONIOハミガキ クリアハーブミント 30g 代引不可
サンシビオマイルドウォッシングジェル200g
玉の肌(TAMANOHADA) タマノハダ リクイッド 005 フィグ 540ml
玉の肌(TAMANOHADA) タマノハダ リクイッド 003 ローズ 540ml
参考資料
ラウロイルサルコシンNa配合シャンプーの毒性は?効果効能は問題ないか
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