セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは、セイヨウシロヤナギの樹皮から抽出したエキスで、角質細胞成熟、角層剥離清浄化、角層メラニン減少、肌荒れ改善、ヘアコンディショニング、閉塞作用等などの効果のある成分です。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキス(Salix alba bark extract)
成分評価3
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスとは
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは、セイヨウシロヤナギの樹皮より抽出したエキスです。
セイヨウシロヤナギは、地中海原産のヤナギ科の20mにもなる高木で、日本のネコヤナギよりも大きな花穂を持つ樹木で、古代ギリシア時代からその樹皮を煎じた汁は痛風の特効薬としてその鎮痛作用が使われてきた。リウマチや神経痛、歯痛の痛み止めとして長い間民間療法として使用されてきました。
実は、セイヨウシロヤナギの樹皮にはサリシンと呼ばれる鎮痛物質が含まれており、服用する事でサリシンは、サリチル酸に変化するといわれています。また、サリシンを肌に直接塗布すると徐々にサリチル酸に変化をすると言われています。
もともと解熱鎮静薬として使用されているアスピリンは、このサリチル酸から生成されています。
サリチル酸は当初防腐剤として使用されていたものですが、現在はイボの除去剤として使用されてい留成分です。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスの効果、効能
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスは、主成分のサリシンの影響で角質細胞成熟、角層剥離清浄化、角層メラニン減少、肌荒れ改善、ヘアコンディショニング、閉塞作用等の効果がある成分です。
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスの毒性、副作用、安全性
セイヨウシロヤナギ樹皮エキスに含まれているサリシンは、アスピリン類似成分であるため、アスピリンや解熱鎮痛薬(NSAIDs)の機能が重複するため、併用は避ける必要があります。また抗凝固薬や抗血小板薬との併用による出血リスク上昇すると言われています。
成分を使っている製品一覧
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参考資料