プロテアーゼ－１

プロテアーゼ－１は一般的にたんぱく質分解酵素の総称であり、頭皮の角質などのたんぱく質を分解する成分です。

プロテアーゼ－１

成分評価３

プロテアーゼ－１とは

そもそもプロテアーゼとは、日本語で言うと、ペプチド結合加水分解酵素の事をいい、タンパク質やペプチドといったペプチド結合によって鎖状につながっている結合部分ほ加水分解らよって切り離すことが出来る成分です。

プロテアーゼは、たんぱく質にあるアミノ結合部分を加水分解によって切断する事ができるのですが、プロテアーゼは1回で無くなるわけでなく繰り返し利用され1分子のプロテアーゼで、何百ものタンパク質の結合部分を切断でき、自分自身は変化しないた触媒とよばれます。また触媒をもったタンパク質の事を酵素と呼びます。そんな分解酵素の事をプロテアーゼと呼びます。

プロテアーゼとは1種類で無く植物由来、細菌由来と多種のプロテアーゼが存在しております。例えば、パパイヤに含まれるパパイン、パイナップルに含まれるプロメライン、ショウガに含まれるジンギバイン、イチジクに含まれるフィカイン、キウイフルーツに含まれるアクチニダイン、マイタケのマイタケプロテアーゼ、麹菌、ケカビ、クモノスカビそして、納豆菌に含まれるナットウキナーゼなどもプロテアーゼの一種である。固い肉などをパパインなどにつけて柔らかくする事やパイナップルを食べ過ぎると舌が痛くなるのも、タンパク質が分解される事でおこる現象なのです。

プロテアーゼは、もちろん人にもあり、胃の消化酵素であるペプシン、膵臓で働き、小腸で働く、トリプシン、キモトリプシンなどの酵素もプロテアーゼの一種になります。

またプロテアーゼは、消化酵素ですので、サプリントとして、飲まれているピュアザイムなどがあります。ピュアザイムは、肉や魚などに含まれるタンパク質を分解する酵素プロテアーゼを配合して、食事のバランスやストレスから未消化になりやすいタンパク質を分解する事で、消化吸収しやすくさせ、血管内のドロドロ、代謝、免疫力低下などによる疲れやすさなどを防ぐ働きがあります。またピュアザイムは、活性型のプロテアーゼを使用している事で、小粒でも充分な働きが期待されているものです。

プロテアーゼと化粧品

消化酵素であるプロテアーゼを化粧品に配合する目的としては、タンパク質である角質を分解する事が出来るもので、脂肪分解酵素であるリパーゼとともに配合して、酵素洗顔料として使用されたり、ピーリング剤として使用されたりします。ただ使いすぎると、タンパク質分解酵素ですので、必要な皮脂まで分解してしまい、顔などがヒリヒリとするような欠点もあります。