オトギリソウエキスは保湿、収れん、抗アレルギー性、抗菌作用があり、肌の弱い、敏感肌、アレルギー肌の人にも使える成分です。
オトギリソウエキス(otogirisou ekisu)
成分評価3
オトギリソウエキスとは
オトギリソウエキスは、ヨーロッパ、アジア全般に生息する多年生の植物である、オトギリソウの全草から抽出したエキスです。
オトギリソウは、ススキなどがある草原に多く生息し、夏には2cmほどの黄色い花を咲かせるなど、国内でも見られる植物です。
オトギリソウは、漢字では、弟切草と書きます。この名前の言われとしては、オドリコソウが古来から薬として使用されており、ある鷹匠が秘密の妙薬として使用していた処、その弟がそれを口外したためそれに腹をたてた兄が、弟を切ったという伝説によりこの漢字があてがわれたとの事です。また、英語では、セント・ジョーンズ・ワートと呼ばれており、アロマオイルの成分として使用されるため、オトギリソンエキスよりも、セント・ジョーンズ・ワートの名前の方が知っている人の方が多いかも知れません。
オドリコソウエキスはアロマテラピーで使用!
オドリコソウエキスは、アロマテラピーでは、セント・ジョーンズ・ワートオイルとして使用される事が多いもので、通常のエキスとは異なり、黄色の花の部分をオイル成分で抽出して使用します。オイルの色は、通常淡い赤色になり、全身に使用出来るマッサージオイルとして使用されています。体内の老廃物を取り除く働きの他、鎮痛作用で筋肉や神経を和らげる効果があります。ただし、非常に効果にため他のオイルと混ぜて使用するのが一般的です。
オドリコソウエキスの効果、効能
オドリコソウエキスには、保湿成分であるエラスチンの減少を防ぐ働きがあり、肌に潤いを与えて、毛穴を引き締める効果があることから、保湿、収れん効果が期待できます。また、刺激がほとんど無く、抗アレルギー性、抗菌作用をもっています。
オドリコソウエキスの毒性、副作用、安全性
オドリコソウエキスは、刺激が少ないため、抗アレルギー性があり、敏感肌、アレルギー肌の人むけのスキンケアとしても使用されています。
成分が含まれている製品一覧
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参考資料
“[オトギリソウエキス]アロマテラピーでも使用される保湿成分” への2件のフィードバック