アセロラ果実エキスは南アメリカ原産の果実で、ビタミンC、ポリフェノール等抗酸化作用を持った成分を多く含んでおり、化粧品成分としては、酸化防止剤として使用されています。
アセロラ果実エキス
成分評価5
アセロラ果実エキスとは
アセロラ果実エキスは、アセロラの果実から抽出されたエキス成分です。
アセロラは、南アメリカ北部、西インド諸島そして中央アメリカと熱帯から亜熱帯にかけて原産地となっているキントラノオ科の常緑低木です。サクランボに類似した、赤いさくらんぼのような果実をしており、バルバドスチェリー (Barbados cherry)と呼ばれる事もあるが、もちろんサクラのようなバラ科の植物では無い。
国内でも、沖縄では1985年から栽培されているようです。
アセロラの果実は熟すと非常に傷みやすい事で、沖縄など近郊以外は、果実としては市場にはほとんど出回る事は無く、未成熟の実を加工した、ジャムやゼリーそして、清涼飲料水などとなっています。ニチレイのアセロラドリンクなどは、沖縄で栽培をしているアセロラで作っているようですが、かなり希釈されているため、アセロラの味はほとんどしないとの事です。一方で、原産地のブラジルなどでは、アセロラの原液のジュースなどが、飲料として現地では飲まれています。
アセロラの実には、ビタミンCが、レモンの10から30倍で1700mg/100g含まれており、果物の中ではトップの量となっています。また、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラルも多く含まれており、特にアセロラポリフェノールと呼ばれる抗酸化性の高い成分が多く含まれており。抗酸化性に優れた成分とも言えます。
アセロラ果実エキスの効果、効能
アセロラ果実エキスは、アセロラポリフェノール、ビタミンCが多く含まれており、化粧品成分としては、化粧品の品質を維持するための酸化防止剤としての働きがある成分です。
また、チロシナーゼ活性阻害、メラニン生成抑制、SOD様活性、エラスターゼ活性阻害、UVダメージ防御・回復、抗糖化、コラーゲン産生促進、DPPHラジカル消去等の効果があると言われています。
アセロラ果実エキスの毒性、副作用、安全性
アセロラ果実エキスは飲料としても使用されている成分のため、毒性等はありません。逆に積極的にとる成分であります。
成分が含まれている製品一覧
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参考資料
ニチレイ・アセロラエキスWB(cosmetic-info.jp)
“[アセロラ果実エキス]南米原産の赤い果実は抗酸化力の強い酸化防止剤です。” への1件のフィードバック