デシルグルコシドは、肌に優しくベビーシャンプーなどにも使用されている、非イオン系の洗浄成分です。
デシルグルコシド
成分評価3
デシルグルコシドとは
デシルグルコシド(decyl glucoside)は、コンスターチ由来のグルコースとデカール(ココナッツ由来の脂肪族アルコール)を反応させて合成する非イオン系界面活性剤(ノニオン界面活性剤)です。洗浄剤として使用される成分で、一般にグルシド系と呼ばれるもので肌へ刺激が少ない事で、ベビーシャンプーや敏感肌の人向けに使用されている、洗浄成分です。
デシルグルコシドの効果、効能
デシルグルコシドは、洗浄能力としては、比較的強めですが、肌への浸透力が低く、表面の汚れのみを落とすとして注目を集めている洗浄成分です。ただ、主剤として使われる事は無く、主洗浄成分の助剤として使用される事が多い洗浄成分です。
デシルグルコシドは、特にしっとりとした、マイルドな泡立ちで、肌のうるおいを逃がさないため、シャンプー、ボディーシャンプー、そして食器用洗剤などにも使用されている成分です。
デシルグルコシドの毒性、副作用、安全性
デシルグルコシドは、アレルギー性も低く、赤ちゃんや敏感肌向けに使えるように、肌への刺激が少ない成分です。そのため洗浄成分の中では、比較的刺激が少ないと言えます。また生分解性もあるため、環境影響が低いとも言えます。そのため、肌や環境への影響が少ないとして、食器洗いの洗剤成分としても使用されております。食器洗い用にも使用されていると、いやがる方も多いですが、実際は主剤の刺激から手肌を守るために使用されているものです。
成分が含まれる製品一覧
botanist シャンプー(株式会社I-ne(イーネ))
成分が含まれるその他の商品一覧
シュワルツコフ オイルイノセンス ローズオイルトリートメント 750g
レイヴィー フォ-ムボディシャンプ-GMツメカエ
オーガニック ビネガートリートメント ポンプ 500g
オーガニック ビネガーフォーム ポンプ 500ml
泡ミルキィボディソープやさしいせっけんポンプ付550ML
参考資料
“[デシルグルコシド]ベビーシャンプーにも使用されている洗浄成分” への2件のフィードバック