![[チャ葉エキス]お茶から取れる美容成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2016/03/e304c11e392746aab8e39a9bf2c2c8c1_s.jpg)
チャ葉エキスは、英名はCAMELLIA SINENSIS LEAF EXTRACTで、ツバキ科のチャノキの葉から抽出した、エキスで一般的に、抗黴(カビ)剤、抗菌剤、酸化防止剤、収れん剤、香料、口腔ケア剤、皮膚保護剤、エモリエント剤、保湿・湿潤剤、皮膚コンディショニング剤、褪色防止剤など多彩な効果のある成分です。
チャ葉エキス
成分評価 １
チャ葉エキスとは
チャ葉エキスは、ツバキ科ツバキ属の常緑樹である。チャノキ(茶の木)の葉から抽出したエキスです。
チャノキ(茶の木)は、学名Camellia sinensisといい、原産国は、インド・ベトナム・中国西南部と言われていますが詳細は不明で、熱帯から暖帯のアジアにかけて野生種が多く存在します。
暖かく、湿度の高い気候で多くの植物とは異なり酸性土壌を好む性質のチャの木は、インド、ベトナム、中国そして日本でも栽培されており、大きく2種類のチャの木が存在します。インドやスリランカなどで特に栽培されているアッサム種と中国や日本で栽培されている中国種に大別されます。
アッサム種は、8から15メートルと大きく成長し、中国種は、一般的に刈り取られるため1m程度と思われますが、成長すると2メートル前後になる種類です。どっちらかというとアッサム種の方が大きいため、収穫量も多くなっています。
日本には本来チャの木は自生しておらないため、留学生や遣唐使らが中国から製茶の文化とともに、茶の種を持ち帰り栽培したのがきっかけとされており、野生のチャの木は、もともと茶畑があった場所か、近くのチャの木から種がこぼれたかで増えたと思われます。
チャ葉エキスの効果、効能
チャ葉エキスは、抗黴(カビ)剤、抗菌剤、酸化防止剤、収れん剤、香料、口腔ケア剤、皮膚保護剤、エモリエント剤、保湿・湿潤剤、皮膚コンディショニング剤、褪色防止剤等様々な機能をもっています。
特に、チャ葉エキスには、タンニン、カフェイン、アミノ酸(テアニン)、ビタミンCを初めとする、有効成分を多く含んでおり特に、毛穴を引き締める 収れん作用や、毛穴の炎症を防ぐ抗炎症効果、皮膚の酸化を防ぐ効果があります。
チャ葉エキスの毒性、副作用、安全性
チャ葉エキスは、一般的に飲まれるお茶の成分のため、毒性はありません。但し軽度の刺激物質があるため、肌に触れると肌の弱い人やアトピー性皮膚炎の方には刺激性を感じる場合があります。チャ葉に含まれている防腐剤成分のフェノキシエタノールが影響していると思われます。
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