コボウエキスまたはごぼう根エキスは、菊科の植物で、ゴボウの根から抽出したエキスです。主成分のイヌリンやポリフェノールの一種である、タンニンを多く含んでおり、化粧成分としては、保湿、収れん、血行促進、脱毛予防、フケ防止になる成分です。
コボウ根エキス
成分評価 5
コボウ根エキスとは、
ゴボウ根エキスまたはゴボウ根エキスと呼ばれるもので、菊科の植物である、ゴボウの根から抽出されたエキスです。もともと原産地は、ヨーロッパや中国と言われており、日本に伝わった時には、薬用として認識されていたようです。ただし、不思議なことに、食用として、使われているのは、日本と台湾だけのようである。
ゴボウは、生薬や漢方薬としての面があり、利尿作用や発汗作用、皮膚疾患にも良い成分があります。また、1番注目される成分としては、水溶性食物繊維のイヌリンです。イヌリンは、一般的に糖の吸収をゆるやかになる効果があるため、食事後の血糖値の上昇を抑える効果や、乳酸菌、ビフィズス菌の増殖の手助けをするため、腸内環境の改善に効果を発揮します。またゴボウエキスに多く含まれている成分としてタンニンがあります。タンニンをポリフェノールの一種で、抗酸化作用を持っているため、癌、動脈硬化の他、生活習慣病の予防に効果があると言われています。
ゴボウ根エキスは、化粧品表示名ですが、医薬部外品としても使用されとおり、その場合はゴボウエキスと表示されています。
コボウ根エキスの化粧品成分としての効果、効能
コボウ根エキスの主成分である、イヌリン、タンニンは、そして多くの多糖類がそれぞれ作用して、保湿、収れん、血行促進の他に、脱毛予防、フケ防止などの効果もあります。そのため育毛剤の材料としても使用されている成分です。
ゴボウシードエキスの効果
コボウ根エキスは、通常ゴボウの根から抽出されるものですが、種子から抽出されるエキスには、根とは実は違った効果があります。これは、漢方薬として使用されているもので、解毒、消炎があり、腫れ物を鎮める効果があります。そのため、化粧品成分に入れた場合、うるおい肌、肌のきめを整える効果があると言われています。
ゴボウ根エキスの毒性、副作用、安全性
ゴボウ根エキスは、食品であるゴボウから抽出したエキスのため、毒性等は無いと思われます。一方で詳細のデーター等については、調査中です。
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参考資料
“[コボウ根エキス]天然の多糖類イヌリンが肌の保湿と脱毛予防に効果あり” への7件のフィードバック