ヘキシレングリコール(1 、2 ヘキサンジオール) ｜アミノ酸シャンプーは髪と地肌におすすめです。

ヘキシレングリコール(1.2ヘキサンジォール)は、無色透明で甘い香りのある多価アルコールです。水、アルコールに可溶な成分です。主にドライクリーニング用洗浄剤や浸透剤またはインクなどの溶剤として使用されている成分です。保湿力と抗菌力のある溶剤成分です。

ヘキシレングリコール

成分評価 3

ヘキシレングリコールとは

ヘキシルレングリコール(1.2ヘキサンジォール)は、無色透明の甘い香りの特長がある、多価アルコールです。多価アルコールといえば、グリセリン、BGなどとも仲間です。抗菌力のある、保湿剤としての役割があり、BGなどよりも抗菌力が強く2％以下の低濃度での抗菌力があるため、パラペンの代替成分として、オーガニック化粧品などに使用される場合があります。

また、水溶性ですが、水の他に、低級アルコール、エーテル、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素等にも可溶である。

ヘキシレングリコールの効果、効能

ヘキシレングリコールは、保湿力のある抗菌剤として、使用され、化粧品等に使用される成分です。また、浸透性、分散性が良い溶剤成分のため、ドライクリーニングの洗浄剤としても使用されている成分です。その浸透力を利用して、繊維、皮、紙、コルクなどの浸透剤および軟化剤として使用されてもいます。接着剤、殺菌剤として使用される場合もあります。

ヘキシレングリコールの成分表示名

“ヘキシレングリコール”は化粧品表示名だが、その他に、”1.2-ヘキサンジオール”と表示される場合もあり、正式名称は、2-メチル-2, 4-ペンタンジオールです。

ヘキシレングリコールの毒性、副作用、安全性

ヘキシレングリコールは、比較的安全性の高い抗菌剤とされており、保湿剤として比較すると、植物性グリセリンと同程度の安全性をもっています。抗菌性のある保湿剤ですので、手釣りの化粧品を作った場合によく使用されるものです。その場合配合量は2%程度必要との事です。これはBGを抗菌剤として使用した場合よりも濃度が薄くすみます。ただし、浸透性がある溶剤のため、刺激性は強いです。その一方で、毒性が低く、アレルギー等もおこったという報告がない成分です。