カチオン界面活性剤(Cationic surfactant)
カチオン界面活性剤(Cationic surfactant)は、水に溶けたときに疎水基のある部分がプラスに電離する界面活性剤で、石けんなどの洗浄剤として使用されるアニオン界面活性剤とは逆の構造となっている事で、逆性石けんとも呼ばれています。またプラスになってる事で、陽イオン界面活性剤ともいいます。
髪の毛は濡れるとマイナスに帯電するため、表面に電気的に強着して、柔軟性、帯電防止、殺菌性などの効果があります。また、構造的にはアルキルアミン塩型、第4アンモニウム塩型に分類されています。
電気的な力で吸着している事で、シリコンのように物理的に吸着しているものよりも吸着力が強い性質があります。ただ一方で頭皮にも吸着すると頭皮に炎症がおこったり、たんぱく質変性の原因となります。そのために頭皮のすすぎをしっかりとする必要があるものです。
参考資料
界面活性剤の主な性質と種類
代表的な界面活性剤の分類・名称・用途
カチオン界面活性剤
カチオン界面活性剤の毒性と刺激性について
陽イオン界面活性剤(wiki)
- 更新日:
- 公開日:
ベヘントリモニウムクロリド(Behentrimonium Chloride)は、多くのコンディショナー、トリートメント、ヘアマスクなどに配合されているカチオン界面活性剤の一種です。その最大の特長は、髪の表面に吸着して優れたコンディショニング効果を発揮し、驚くほどの指通りとしっとりまとまる髪を叶える点にあります。
- 更新日:
- 公開日:
ベヘニルPGトリモニウムクロリドは、4級アンモニウム界面活性剤で、帯電防止、ヘアコンディショニング剤、表面改質剤、乳化剤のある成分です。
- 更新日:
- 公開日:
ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドは、4級アンモニアの一種で、帯電防止、洗浄効果、殺菌効果、毛髪柔軟性、ヘアコンディショニング効果がある成分です。
- 更新日:
- 公開日:
「TSUBAKI(ツバキ)」は、日本の美を象徴する椿から生まれたヘアケアブランドとして、長年にわたり多くの女性に愛されてきました。その中でも、「しっとりまとまる ヘアコンディショナー 450mL」は、乾燥や広がりが気になる髪に深い潤いを与え、驚くほどしっとりとまとまる艶めく美髪へと導くと評判です。
- 更新日:
- 公開日:
ジココジモニウムクロリド(Dicocodimonium Chloride)は、その名の通り「塩化(クロリド)」のグループに属する化合物であり、特に「カチオン(陽イオン)界面活性剤」の一種です。
界面活性剤と聞くと、洗浄成分を思い浮かべるかもしれませんが、カチオン界面活性剤は、通常の洗浄成分とは異なり、主に以下のような目的で化粧品に配合されます。
- 更新日:
- 公開日:
イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートは4級アンモニウム型のカチオン界面活性剤のため帯電防止剤、ヘアコンディションの機能のある成分です。 イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチ […]
- 更新日:
- 公開日:
アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCIはアミノ酸系のコンディショニング成分として使用され、帯電防止、ヘアコンディショニング、皮膚コンディショニング 機能のある成分です。 アルキル(C12,14) […]
- 更新日:
- 公開日:
ポリクオタニウム-10は、植物系天然セルロースから出来たカチオン界面活性剤です。ノンシリコン系のコンディショニング剤として、刺激が少なく、毒性も低い事で、広く使用されています。機能としては、帯電防止、ヘアコンディショニングがある成分です。
- 更新日:
- 公開日:
セトリモニウムクロリド(Cetrimonium Chloride)は、主にヘアケア製品に配合されるカチオン界面活性剤の一種です。界面活性剤と聞くと、洗浄剤を思い浮かべるかもしれませんが、カチオン界面活性剤は一般的な洗浄成分(アニオン界面活性剤)とは全く異なる特性と役割を持っています。
- 更新日:
- 公開日:
ステアルトリモニウムクロリド(Steartrimonium Chloride)は、主にヘアケア製品に配合されるカチオン界面活性剤の一種です。界面活性剤と聞くと、洗浄剤を思い浮かべるかもしれませんが、カチオン界面活性剤は一般的な洗浄成分(アニオン界面活性剤)とは異なる特性と役割を持っています。