開発ストーリー

 

もともと 私自身は、アトピーもあり、

幼少は非常に苦労しました。皮膚も自分でもいやになる位

ただれた状態で、いたみとかゆみが交互にくる状態でした。

医者からは一生 治らないと宣告されたほどです。

ですが、正しい知識のもと、実施した事で、体から毒素が

抜けていき快方に向かったのです。

現在は、食事も制限は無いですし、皮膚も湿疹が出たりはしません。

その頃良くやった民間療法が、皮膚を鍛えると称して

タオルやたわしで擦ったり、皮膚に良い成分が入った石鹸を

使ったりと、今考えると笑いたくなる事を実施していました。

 

アミノ酸シャンプー 森かける香風

 

低刺激に何故拘る、シャンプーの考え方

刺激が人に与える問題

日本人とアフリカ等の飢餓等で苦しんでいる人とどちらが長生きでしょうか?

日本人と答える人がほとんどでしょう。

先ほど、鍛えれば強くなるという考えは、食べ物、環境ともに、過酷であれば、

長生きして、健康になるという理屈に繋がります。

実際そんな事はありません。

 

野菜なんかも同様で、植物工場のような管理された場所で育った

野菜と、路地栽培されたものでは、野菜工場で作られたものの方が

傷みにくく、葉物でも、長期間腐りにくいというデーターもあります。

(農薬等を使った場合は別です。)

 

人間の体も、たしかに一時的な刺激であれば、超回復という原理で、

免疫がUPしたりしますが、長期間の刺激には弱いのです。

昨今、花粉症みたいなアレルギー反応も、刺激を緩和する受け皿

がいっぱいになって、あふれ出している状態なりです。

 

そのため、毎日使うものだから、出来るだけ低刺激

にする事が重要なキーポイントなのです。

 

低刺激のシャンプーのポイント

ちょっと専門的になりますが、低刺激のためには、2つあります。

○分量の大きい界面活性剤

界面活性剤は、皮膚の皮脂を分解して、浸透する能力があります。

そのため、汚れだけを落として、浸透を極力抑えるためには、

分量が大きい必要があります。

(ハリウッドで流行っている、ナノ化粧品は逆に分子量を低くする事で、

浸透性を良くするのと逆の考えです。)

○環境分解性

界面活性剤である以上、皮膚への浸透は避けられません、

そのため、自然界での自然浄化の高い界面活性剤が必要です。

つまり生物毒性が低いものです。

 

この2つに合致するのが、アミノ酸系界面活性剤なのです。

アルコール系界面活性剤に分類される、ラウリル硫酸、ラウルス硫酸は

洗浄力も高く安価でありますが、分量が小さく皮膚への浸透性も高いです。

そのため、薬の軟膏や化粧品にも使用されているものです。

特にラウリル硫酸は、毒性が高い事が問題にもなっている界面活性剤です。

 

アミノ酸系界面活性剤の問題点

アミノ酸系界面活性剤の問題としては、価格が高い事です。

先ほどのラウリル酸Naと比較すると7~10倍程度するものです。

 

今回、シャンプー開発するにあたって、

選択肢として、アミノ酸系界面活性剤としては、

ココイルグルタミン酸Na

ココイルグルタミン酸TEA

がありました、性能面では、TEA型の方がより良かったのですが、

価格もさらに高価になるため、最終のユーザー価格を考えるとNa型

を選びました。

 

アミノ酸系の界面活性剤の問題としては、

泡立ちが悪い事です、そのため、補助剤としては、

両面界面活性剤のコカミドプロピルペタインを使用しました。

こちらは、ベビーシャンプーにも使用される、低刺激な界面活性剤です。

 

ここまでの成分で、約90%を締めています。

 

その他の成分

 

・コンディショニング成分として、

カチオン系粒子を入れて、ダメージの髪に対して、補修機能をつけました。

髪の表面にカチオン粒子が付着させて、髪と髪を反発させる事で、さらさらの髪になります。

 

・漢方薬から抽出した、消臭成分が、汗等の変質でおこるニオイを未然に防止します。

 

・香油としてオレンジ油を採用、有効成分リモネンが新陳代謝、血行促進を促進して、

 毛細血管を活性化させます。

 頭皮毛細血管の活性化は、育毛にも繋がります。

 

アミノ酸シャンプー 森かける香風の2つの欠点

・ご使用頂いたからの乾燥としては、容器がちょっとダサイを正直結構

 言われています。正直、中身にはかなり拘りましたが、容器はシンプルが良いと

 思った結果です。こちらについては、今後改良を検討中です。

 

・商品価格

 どうしても、使用材料に拘りをしたため、安価では、提供は出来ませんでした。

 界面活性剤だけで約10倍するため、悩みましたが。

 ドラックストアー等で、販売しないことで、流通コストを抑える事が出来ました。

 現在販売価格は2,980円です。

 1回の使用量としては、コンビニコーピー一杯分に抑えました。

 

 今まで、アルコール系のシャンプーを今まで、使用していた方が、

 完全なアミノ酸シャンプーを使用すると、洗浄力が落ちて、物足りなさを感じますが、

 実際のその洗浄力でも実は十分なのです。

 毎日、髪と頭皮を洗う人や、皮膚が弱い人は、特にご使用いただきたい品です。

アミノ酸シャンプー 森かける香風

森かける香風