![[ローズマリー油]肉の消臭だけじゃ無く頭皮脱毛にも効果のある抗酸化成分](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2017/09/74f3cb8a5f5e59d7df27fdda0eae2b9c_s.jpg)
ローズマリー油はシソ科のローズマリーが抽出したオイル成分で、ロズマリン酸をはじめとした、有効成分によって、抗酸化、抗炎症、血行改善、花粉症抑制、解毒作用、育毛、消臭機能のある成分です。
ローズマリー油
成分評価３
ローズマリー油とは
ローズマリー油は、シソ科の常緑性低木であるローズマリーから水蒸気蒸留法を使用して抽出したオイル成分です。
ローズマリーの原産は、地中海沿岸ですが、暑く乾燥した気候を好みますが、耐寒性もあるため、日本国内でも生育する事もあり、和名として、迷迭香(マンネンロウ)という名前がついている。特に海岸地帯で青い花をつけて咲くことからヨーロッパでは、ラテン語で海のしずくを表す言葉がローズマリーの語源と言われています。
またローズマリーは古来より宗教儀式で魔除け等で使用されており、復活や若さの象徴として使用されていたようです。またローズマリーの名前からマリア様のバラとして、キリスト教では、非常に珍重されている植物です。
このローズマリーとアルコールを入れて蒸留して作ったハンガリーウォーターというものが、アンチエイジング効果があるものとして、昔からヨーロッパでは親しまれており、中性のヨーロッパでは時のハンガリー王妃エリザベートが手足が痛むとしてこのハンガリーウォーターを使った処病気が快方しただけでは無く、若返り効果もあった事で、隣国の王子からプロポーズを受けたとの事です。当時の年齢は70才だったようです。
ローズマリー油の効果、効能
ローズマリーは、ロズマリン酸、カフェ酸、クロロゲン酸、ゲンクワニン、ルテオリン、カルノシン酸、カルノソール、ロスマノール、ウルソール酸、オレアノール酸、ベルベノン、ピネン、シネオール、樟脳などが含まれています。
ローズマリーの成分効果、効能として抗酸化、抗炎症、血行改善、花粉症抑制、解毒作用、育毛、消臭があります。
香辛料として料理につかう場合
肉のニオイ消しとして度々使用されています。
アルツハイマー、パーキンソン病の抑制
ローズマリー油の主成分のひとつであるカルノシン酸は、脳梗塞での壊死の予防が可能との事で、動物実験レベルですがアルツハイマー、パーキンソン病に効果があるとされています。
リウマチの改善
炎症抑制機能と血行促進効果により、外用として使用する事でリウマチの改善に繋がると言われています。
解毒作用
ローズマリーの成分に含まれるカルノシン酸は、生体防御機能を高める効果があり、解毒効果が期待できる。
花粉症予防
ローズマリー油に含まれる、ロズマリン酸は、花粉症を和らげる効果が期待できます。
ローズマリー油の毒性、副作用、安全性
ローズマリー油は、香辛料として使用するレベルではそれほど影響が無いとされますが、効果がある反面副作用も大きいとされています。
ローズマリー油は、非常に抗酸化作用がある一方で、活性酸素を産生する事が判っているため、主成分であるロズマリ酸は金属イオン等がある場合は細胞毒になると考えられている。アレルギー接触皮膚炎がおこるとされている成分で、肌のあかみ、皮膚炎をおこす可能性があります。妊娠中、授乳中には使用しない方がよい成分でもあります。また経口摂取の場合 成分に含まれるカンファーの影響で、中毒症状やてんかんの発作が発生するおそれがあります。
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参考資料
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