キレート剤(Chelating agent)

キレートは、ラテン語で「蟹のハサミ」を表す、chelaが語源で、金属イオンを中心内部にして、錯体となる成分です。

金属イオンの代表である、カルシウム、マグネシウム、鉄などのイオン成分は一般的にミネラル成分と呼ばれ、人が飲む分にはそれほど問題とならないのですが、石けん、洗剤など使った場合泡だてを邪魔して洗浄能力を極端に下げる性質があります。そのためキレート剤によって、これらの金属イオンを取り込ます事で、洗浄力の低下を防ぐのに使用されます。(温泉などで、石けんが泡立ちにくいのはこの理由)この現象を金属封鎖作用とも表現します。

代表的なキレート剤としては、EDTA、NTA、DTPA、GLDA、HEDTA、GEDTA、TTHA、HIDA、DHEGなどがあり、化粧品にも金属イオンが他の成分と合成して塩(エン)となり析出するのを防ぐ目的で使用されます。

また成分中に混入している肌に悪い金属イオンを取り込み金属イオンを不活性にする事が出来、アレルギー防止にも役にたつ成分です。その一方で、肌に付着すると肌に必要な金属イオンを吸収してしまう事で、肌荒れの原因にもなる成分でもあります。そのため配合には、限度があります。

参考資料

キレート剤>Q&A

キレート剤は洗濯洗剤に必要?一体どんなものかを理解しよう!

キレート(wiki)

キレート剤とEDTAについて

生分解性キレート剤 (HIDS)(日本触媒)

 

[ケイ酸Na]コンクリートの強度アップに使用される水ガラスは、泡立ちを良くするキレート剤で使用されている。

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[ヒドロキシエタンジホスホン酸]エチドロン酸とも呼ばれるキレート剤

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ヒドロキシエタンジホスホン酸は、泡立ちを改善させる事の出来るため、一般的にキレート剤としての特長があり、水に可溶で、混ぜると酸性となる事からpH調整剤、酸化防止剤、粘度調整、乳化剤、キレート剤としての機能がある成分です。

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