出典写真AC
ココイルグリシンTEAはアミノ酸のひとつグリシンとヤシ油由来の脂肪酸から出来た洗浄成分で、TEA塩となっており、洗浄剤、乳化剤としての機能がある成分です。
ココイルグリシンTEAは、アミノ酸成分のひとつである、グリシンとヤシ油由来の脂肪酸を原料にして作ったものに、TEA(トリエーテルアミン)で塩(エン)にしたもので、アミノ酸洗浄成分のひとつです。
そして、原料のグリシンは、コラーゲンの3割程度を構成しているアミノ酸で、人の体内にもある成分です。
ココイルグリシンTEAはアニオン系界面活性剤のひとつで、洗浄力がアミノ酸系洗浄成分の中で比較的あり、低刺激との事で言われていましたが、最近は、刺激については、強いされている成分です。
ココイルグリシンTEAは、TEA(トリエーテルアミン)との塩(エン)となっていますが、ココイルグリシンK、ココイルグリシンNa等、結合する相手が違うものもありますが、性能的にはそれほど違いが無いと言われています。
また、ココイグリシンTEAは、化粧品表示名になりますが、医薬品、医薬部外品については、”N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンTEA液“や簡略名である”ヤシ脂肪酸アシルグリシンTEA液“などと書かれる場合もあります。
ココイルグリシンTEAは、アミノ酸洗浄成分のため、泡立ちも良く、細かい泡立ちで、非常にクリーミーな洗い心地となります。アミノ酸洗浄成分にしては、弾力のある泡立ちで、汚れや皮脂を取り除く事が出来ます。
アニオン系洗浄成分の中では、アミノ酸系洗浄成分のため、洗浄力はありますが、比較的低刺激な洗浄成分になりますが、最近の見解で、アミノ酸洗浄成分の中では刺激が強い部類に入ります。
ヤシ脂肪酸グリシンKの安全性は?アミノ酸系シャンプー界面活性剤の毒性は
ヤシ脂肪酸グリシンKの安全性は?アミノ酸系シャンプー界面活性剤の毒性は