頭皮が油っぽい事で、頭皮がべたつき、しかも頭が臭いなんて事もあります。そんに頭皮の油の原因と対策をまとめてみました。
頭皮が油っぽいと発生する7つの問題と対策
頭皮の油っぽさや頭皮のべたつきは何故発生するのか?
生活習慣の問題で、頭皮の油が増える
頭皮の油は、体内の中性脂肪が多い事で、排出量が多くなるのは当然のことです。脂質の多い食事をする事で体内に蓄積される油脂分が多くなります。特に頭皮には皮脂を出す皮脂線の10％が集中していますので、直接影響してします。
そのため、頭皮の油が多い場合、脂肪分の多い肉などの食べ過ぎについては、控える事が大事になります。
また、以外と思うかも知れないですが、糖質を多く含むものも実は、頭皮の油を多くする原因となります。特にケーキやチョコレートのようなものは、糖質と脂質両方入っているため、体内で、脂肪として、蓄積される事で、皮脂が大量に出て、頭皮が油っぽくなる原因のひとつなのです。
そして、油分の多い食事は、食事のバランスが悪いと考えられます。特に頭皮のべたつきは、フケやかゆみの原因だけでなく将来的に抜け毛や薄毛のリスクもありますので、バランスの取れた、食生活を心がけましょう。
ストレスによって頭皮の油が増加する。
「精神的ストレスで頬の皮脂分泌量が増加することが判明！」によると30～40代の女性での調査で、精神的なストレスによって、ホルモンバランスが崩れて皮脂の量がなんと1.7倍まで増加する事が判明しています。
増加した皮脂によって、頭皮が油が増加するのは間違いありません。それによって頭皮のトラブルに繋がるのです。
運動不足によって頭皮の油が増加している
現代人は、デスクワークが増えている事もあり、運動量が非常に少なくなっています。
運動不足は、毛細血管に作用して新陳代謝が非常に悪くなります。新陳代謝が悪くなる事で、頭皮のサイクルも悪くなります。また汗をかかない事で、毛穴に油が溜まりやすくなる事で、頭皮の油が増えてしまうのです。
健康な身体であれば、皮脂はもともと必要以上に出ないようになっていますが、新陳代謝の異常等が発生する事で、皮脂腺の内部に粘度の高い油が詰まってしまうのです。また、気温が低いと特に詰まる傾向があるため、冬場に頭皮の油が多いのはこの原因かもしれないです。
頭皮の油はヘアケアの不足
頭皮が油っぽい場合、まずは、単純に、「頭皮を不潔にしている」と考えるのが普通です。毎日手入れをする事で、頭皮の油を抑える事が出来ます。
頭皮の油はシャンプーのやり過ぎによって発生！
近年の日本人の場合、毎日洗髪しないという人は、かなりまれではないでしようか。実はシャンプーのやり過ぎによって頭皮の油が増加する事があります。頭皮の汚れを落とす事は非常に大事なのですが、必要な皮脂まで落としてしまうことは問題なのです。特に頭皮の油が気になる事で、2度洗いをしている人も多いかと思いますが、実は逆効果となります。
頭皮を２度洗いすると、頭皮の油は必要な皮脂分まで脱脂されてしまいます。それによって一般的には頭皮が乾燥してしまい、フケやかゆみの原因になります。
もう一方で、ホメオスタシスの影響で、頭皮の油である皮脂が、大量に出てしまう現象があります。
これは、乾燥し過ぎているという、体の危険信号に対して、皮脂を大量に出すスイッチが入る事で、頭皮が油っぽくなるのです。その頭皮の油によって、脂性のフケやかゆみに繋がる事があります。
頭皮の油は脂漏性皮膚炎が原因かも
頭皮の油とともにフケやかゆみが酷い場合、もしかしたら脂漏性皮膚炎が原因の可能性があります。これは頭皮フローラーのバランスが崩れる事で、通常頭皮では少数派であるマラセチア菌が増加する事によって、おこる皮膚病の一種です。
もともと間違ったヘアケアをしている事で、増殖するとされています。
シャンプーに入っているの油成分で臭くなる？！
実に落とし穴ですが、頭皮の油以外にシャンプーは材料が油で出来ているのはご存じですか。しかも最近のシャンプーは、オイルシャンプーなるものは、そのままオイルが入っているものもあります。
そのため、洗ってる時には良いですが、すすぎをしっかりと行わないと、そのシャンプーの油が残留すると、皮脂にいる常在菌がそれをエサとして、繁殖すると、悪臭を出します。
シャンプーが残留すると、頭皮がアルカリ性に傾く事で、黄色ブドウ球菌や真菌といった悪玉常在菌が活発に活動して、残留している油をたべます。すると、油臭い、脂肪酸や糞臭のインドールをつくり出汁ます。これらは、微量でもものすごい臭いですので、頭皮が油臭い人は、これが原因のひとつです。またこれらは同時に、フケ、かゆみといったものの原因にもなります。
頭皮の油が多くなると発生する問題とは
頭皮のフケ、かゆみが増える
頭皮の油は、頭皮環境の悪化を招きます。
頭皮の油っぽくなる事で、脂性フケが多くなりかゆみが発生する。
頭皮の油で頭が臭くなる。
頭皮の油が多くなり、頭皮のべたつきが発生するのは、皮脂が大量に出ている事が原因のひとつです。それによって頭皮の環境が悪くなる事で、黄色ぶどう球菌、真菌、マラセチア菌などの菌が皮脂を食べる事で、アルカリ性の悪臭を発生させる事で、頭皮が臭くなるのです。
頭皮の油だけじゃない、皮脂腺からも悪臭が！
頭皮にのこった油が原因で、悪臭が出るはなしを書きましたが、実は、皮脂腺からも悪臭が出るのです。
それは、加齢臭と呼ばれているものです。
原因物質としては、ノネナールとよばれる複合物質です。これは、過酸化脂質が、皮脂のバルトオレイン酸と反応する事で、悪臭であるノネナールが発生します。
加齢が主な理由ですが、これは、食事で材料となる脂質を控える事と定期的な運動をする事で、過酸化脂質を押さえる事が出来ます。
また、過酸化脂質の発生の原因は活性酸素のため、水素の摂取も効果的です。
頭皮の油を防ぐための対策
食事の見直しをする。
頭皮の油を防ぐ方法としては1番必要なのは食生活の改善です。脂肪分の多い肉類を多く取る事で、体内の中性脂肪が多くなる事で発生しますが、逆に脂肪分の多い食事を減らす事で、体内の中性脂肪分を減らす事が出来ます。
特に、野菜類、キノコ類などの食物繊維を取る事で、余分な脂肪分を排出する事が出来ます。また、納豆、海藻類、酢などを同時に取る事で、血流改善をする事で頭皮への栄養供給をスムースにして新陳代謝を良くする事で頭皮環境を良くする事ができます。
正しい、ヘアケアを行う。
頭皮に油が多いと、シャンプーを何度もやったり、過剰にする事で洗いすぎになる事で、頭皮がべたつく、フケ、かゆみが出るのは、非常に笑えない問題です。
そのため、必要なのは、正しいシャンプーの方法です。
まず最初に頭皮を湯シャンする事が効果的です。これによってシャンプーの使用量を極限まで減らす事で、必要な皮脂を残す正しいヘアケアをする事が出来ます。
実は38度前後のお湯で、最初にすすぐ事で、約80％の汚れを落とすことができます。皮脂は通常液体で、38℃前後で、お湯に溶ける性質をもった脂です。お湯の温度を多少上げるのは、良いのですか、限界温度としては、40℃までとしてください。それは、頭皮は40℃以上になると、軽い火傷であるあかみが発生して、それによって頭皮のかゆみが発生するからです。
どちらにしても、最初にお湯で洗うだけで、約80％の汚れが落ちます。そのため、シャンプーの使用量も減らせますし、頭皮の乾燥やべたつき等も減少するため、頭皮のにおい、フケ、かゆみの対策にもつながります。
デトックスタイムに頭皮を清浄にしておく
頭皮の油を抑えるためには、頭皮のデトックスタイムには清浄にしておくという事があります。
頭皮のデトックスタイムは、午後10時から午前2時のゴールデンタイムです。この時間に頭皮が清浄な状態で、睡眠をしている事が、頭皮がの健康状態が良いことにつながります。
そのため、朝シャンでは無く、夜のシャンプーを心がけて下さい。但し、寝る前のシャンプーでは、自然乾燥はNGです。必ず適度な乾燥させてから、寝ましょう。つまり9時頃には、シャンプーをしている事が大事です。
適度な運動をして、皮脂性を抜栓する。
皮脂線が詰まっている事で、フケ、かゆみなどの問題が発生しますが、皮脂線が詰まっているとこで、普段おとなしい日和見(ひわみ)菌であるアクネ菌が牙をむきます。
アクネ菌は、暗くて狭くて、油が大好き皮脂の内部にこんな塊が出来ると、繁殖していきます。これが、発展すると頭皮ニキビに変わります。またフケやかゆみの原因にもなりかねません。
つまり温度が低くて、皮脂量が多いと詰まりやすくなるのです。
詰まりを解消するためには、定期的な発汗が大事です。良い汗の条件としては、1日1時間ほどの軽い運動です。発汗で頭皮ケアする事で、ニキビ予防、フケ対策につなげましょう。
ニキビが出来やすい人は、洗顔や洗髪するよりも効果的な対策です。
皮膚科の診断を受ける
もし、頭皮の油があり、フケやかゆみが多い場合は、脂漏性皮膚炎の疑いがあります。この場合、マラセチア菌が原因ですので、残念ながら民間療法で改善する事はほぼありません。その場合、専門の皮膚科での診断が必要です。
皮膚科では、殺菌剤を使用して、マラセチア菌など問題となる菌を殺して、頭皮フローラを再構築する必要があります。また非常にかゆみが強い事で、強めのかゆみ止めが必要になりますで、これもドラッグストアー等では、手にいれる事は出来ませんので通院が必要です。
頭皮の油を油でケアをする。
頭皮の油は、多すぎると悪玉細菌である、黄色ブドウ球菌や真菌たちのエサとなって、悪臭である過酸化脂質等になるのですが、適度になじみやすい油を塗ることで、肌の保湿にも繋がりますし、皮脂の大量分泌も抑えられます。
これもホメオスタシスの現象ですが、相性の良い油であれば、肌は、油がちょっと過剰との反応から、皮脂の分泌量を減らす動きをします。
相性の良い油としては、ホホバオイル、椿油と言われるもので、肌につけると、それほどべたべたせずに、浸透性の良い油です。これらを使う事で、頭皮のべたつきを押さえられます。
また、逆に冬場など頭皮が乾燥しやすい時に、ホホバオイルやツバキ油といった、皮脂と相性の良い油を塗る事は、ローションやクリームの代わりになります。またそれによって、乾燥によるフケやかゆみも抑える事が出来ます。
頭皮の油は炭酸水できれいになる。
炭酸水がシャンプーのかわりになるってご存じでしょうか?
炭酸水は、体にとっては、不純物ですので、体内に入れば、体の外にだそうとして健康促進につながるものですがシャンプーとして使用する場合、汚れ落としとして使えるものです。
炭酸水は、名前のとおりで、二酸化炭素を含んだ水ですが、この二酸化炭素が揮発する時に、汚れをスポイトのように取ってくれる事が判っています。その効果を利用する事で、頭皮の油や皮脂をとりのぞいてくれます。
シャンプー等にアレルギーや、かぶれ等がおきやすい人は、炭酸水でのシャンプーは良いかと思います。
頭皮の油はハッカ油でクールに
頭皮の油を押さえる事は難しいですが、油でべたついた、頭皮をさわやかにするのに、ハッカ油は、いかがでしょうか?
ハッカ油は、メントールを多く含む香料ですが、実は、頭皮の消臭効果を期待できるものです。頭皮のにおいが気になる人には、効果的かもしれません。と言っても、もちろん入れすぎはダメです。
シャンプー1回につき、2～3滴程度です。体には害のないものですので、安心して使用できます。ただ、メントール入りのシャンプーが良いと言っている訳ではありませんので注意が必要です。
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