マカデミアナッツ油(マカデミア種子油)は、オレイン酸、パルミトレイン酸を多く含む成分で、感触改善、保湿性、柔軟効果、油性成分として使用する成分です。
マカデミアナッツ油(マカデミア種子油)
成分評価5
マカデミアナッツ油(マカデミア種子油)とは
マカダミアナッツ油またはマカデミア種子油は、オーストラリア原産のマカダミアの種子部分から、蒸気加熱圧搾法にて抽出したオイル成分です。
マカダミアは、オーストラリア原産のヤマモガシ科に属する2メートルほどになる常緑樹で、その種子(ナッツ)は食用として使用できるもので、一般的にマカダミアンナッツと呼ばれます。原産国は、オーストラリアですが、現在主生産地としては、ハワイとなっています。マカダミアナッツは、オレイン酸、バルミトレイン酸と呼ばれる不飽和脂肪酸が83%含まれており、健康やダイエットなどに良いと言われる成分で、そのままでは食べるとタンパクな味ですが、パーム油と塩で味をつけてそのまま食したり、クッキーやケーキの材料、和菓子のオカキなどにも使用されています。
そんな、マカダミアナッツを蒸気過熱圧縮法にて、抽出したオイル成分は、マッサージオイルやアロマテラピーで使用する希釈油のような使い方が出来ます。
マカデミアナッツ油の効果、効能
マカダミアナッツ油(マカデミア種子油)は、不飽和脂肪酸であるオレイン酸、パルミトレイン酸が約80%占めるオイル成分です。特にパルミトレイン酸は、抗酸化作用を持っており酸化しやすいオイル成分は長期に保存しても変質しない性質があります。
バルミドレオン酸は、肌に馴染みが良く、保湿性や柔軟効果が高いため、マカダミアナッツ油を化粧品に配合する事で、感触改善、保湿性、柔軟効果があり、油性成分として使用する場合もあります。
マカデミアナッツ油の毒性、副作用、安全性
マカダミアナッツ油(マカデミア種子油)は、毒性も無く、副作用の無い成分と言われています。主成分である、オレイン酸、パルミトレイン酸にはまったく問題ありません。但しマカダミアナッツ油の精製度が低い事で、アレルギーが発生する可能性があります。
そのため、安全性が高いと言っても、必ずバッチテストをする必要がある成分です。
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参考資料
マカデミアナッツ油(マカデミア種子油)とは…成分効果と毒性を解説
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“[マカデミアナッツ油(マカデミア種子油)]パルミトレイン酸を多量に含む保湿油性成分” への8件のフィードバック