ウンデシレン酸グリセリルはヒマシ油由来のノニオン系界面活性剤で、防腐剤、抗菌剤、乳化剤、エモリエント剤としての機能がある成分です。
ウンデシレン酸グリセリル
成分評価3
ウンデシレン酸グリセリル
ウンデシレン酸グリセリルは、ヒマシ油由来の脂肪酸であるウンデシレン酸とグリセリンからなる、油性モノエステルです。色は、黄色味のある透明な液体で、乳化剤として使用されている、ノニオン系の界面活性剤で、モノ脂肪酸グリセリルの仲間である。
材料のウンデシレン酸は、炭素が11個という炭素数が奇数の珍しい脂肪酸で、一般的な脂肪酸である、ラウリン酸は12個、ミリスチン酸は14個、パルミチン酸は16個、ステアリン酸は18個と偶数が大多数をしめているのです。
そしてこの、ウンデシレン酸は、涙や汗にも含まれている成分でもあり、抗菌性を有しているため、グリセリンを付加して、抗菌性のある乳化剤として作られたのが、ウンデシレン酸グリセリルです。
参考として、抗菌力のデーターを下記にまとめました。
大腸菌 | 酵母菌 | カビ | |
ウンデシレン酸グリセリル | 310 | 630 | 630 |
メチルパラペン | 2,000 | 1,000 | 1,000 |
プロピルパラペン | 500 | 250 | 250 |
この数字は、抗菌力をあらわしており、数字が小さいほど、抗菌力が強い事になり、防腐剤として、一般的なパラペンと比較した処、プロピルパラペンよりは、抗菌力としては、弱いのですが、メチルパラペンよりは優れた抗菌性がある事になります。
全体的に安全性が高い成分とされており、無添加化粧品、自然派化粧品の成分として使用されています。
そして、”ウンデシレン酸グリセリル“は化粧品表示名として使用されますが、医薬部外品として使用された場合は、”モノウンデシレン酸グリセリル”と表示します。
ウンデシレン酸グリセリルの効果・効能
ウンデシレン酸グリセリルは、抗菌力のある、界面活性剤として認識が高く、防腐剤、抗菌剤、乳化剤、エモリエント剤としての効果がある成分です。
ウンデシレン酸グリセリルの毒性・副作用
ウンデシレン酸グリセリルについては、涙や汗に含まれる、ヒマシ油由来の成分のため、安全性は、高いとされ、3%溶液での、8人の24時間の閉塞ヒトバッチテストで試験をしても、刺激反応は出なかった結果があります。また、ウンデシレン酸グリセリルについては、毒性、および副作用については、報告がありません
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“[ウンデシレン酸グリセリル(モノウンデシレン酸グリセリル)]ヒマシ油由来の防腐成分” への1件のフィードバック