[黄203]化粧品、医薬品に使用出来るタール色素

黄203は、タール色素と呼ばれる酸性染料の一種で、化粧品、医薬品への着色剤として使用される成分です。

黄203(Yellow 10)

黄203
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成分評価3

黄203とは

黄色203は、化粧品では、黄色203号(Yellow 10 またはYellow 10 Lake)が正式な言い方で、一般名キノリンイエローWS(Quinoline Yellow WS)と呼ばれる酸性染料の一種です。

注意:世界基準の名前としては、Yellow 10ですが、日本の黄色203号については、Yellow 10 Lakeの相当するとの事で、

世界基準であるIUPACでは、Sodium 2-(1,3-dioxoindan-2-yl)quinolinedisulfonateと呼ばれるものです。

黄203の効果、効能

黄色203は、タール色素の一種で、着色剤として使用される成分です。

黄203の毒性、副作用、安全性

黄色203(キノリンイエロー)は、酸性染料であるタール色素に分類されるため、一般的にはイメージが悪く発がん性があると言われていますが、厚生労働省の資料によると、医薬品にも許可されている成分で、発がん性についても確認できていないまのです。但し日本では、食品への添加は許可されていません。一方で海外では、使用制限はありますが、食品に使用されているため輸入品には規制はありません。

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参考資料

「赤202や黄203」入りを使うのは要注意!危険な製品の特徴

黄色203号 Yellow No.203

黄203(cosmetic-info.jp)

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本当にキノリンイエローは発がん性物質なのか?

キノリンイエロー(Quinoline Yellow)