ブドウ葉エキスはブドウの葉から抽出されたエキスで、抗酸化、抗炎症、保湿、収れんなどの効果がある成分です。
ブドウ葉エキス
成分評価5
ブドウ葉エキスとは
ブドウ(葡萄)は、ブドウ科 (Vitaceae) のつる性落葉低木で、葉は両側に切れ込みのある15 ~20cmほどの大きさで、房状の実が出来る植物で、野生種は、雌雄異株ですが、栽培で使用されているものは、品種改良されており、1本でも結実するようになっています。また、種から育てると良い実が出来にくい事から、挿し木によって増やすのも特長です。
房状のふどうの実は、紫色しているのが多くその皮にはアントシアニンと呼ばれるポリフェノールが多く含まれ、実の甘味成分には、ブドウ糖、果糖が同じだけ含まれいます。またブドウ特有の酸味には酒石酸、リンゴ酸などが含まれています。
現在食用としているのは、大半が、ペルシア、カフカスといった温帯地域原産のヴィニフィラ種(V.vinifera)と北アメリカ原産のラブルスカ種(V.labrusca)である、日本の山野に多くみられる、ヤマブドウ、エビヅル、サンカクヅルなどもブドウ科であるが生食としてほとんど食べられていませんが、焼酎漬けのような果実酒としては使われているようです。
ぶどう農家の娘は足がきれいな理由
もともと、ぶどう農家の娘たちは、足がきれいで、ブドウエキスには、足をきれいにする効果があると言われてきました。そのため民間療法としてワインを飲んでいたようです。実は足がきれいになる理由として、最近はあまりやらなくなりましたが、ワイン作りのために足でぶどうの実を潰す事で成分が肌から浸透する事が直接の原因であった事が判って来ました。また近年になりポリフェノールと呼ばれる色素成分の発見によって、ぶどうの実だけでなく、ブドウ葉にも同様の栄養素がある事が判ってきたのです。そんなブドウ葉から抽出されたのが、ブドウ葉エキスです。
ブドウ葉エキスは、化粧品配合原料である、一丸ファルコスのファルコレックス グレープリーフ Bの主成分として使用され、ファルコレックス BX43の配合成分として使用されています。BG等で抽出する関係から必ずBGも含まれています。
ブドウ葉エキスの効果、効能
ブドウ葉エキスには、ぶどうポリフェノール、トランスリスベラトロールの抗酸化作用によって、エラスチン保護(エラスターゼ阻害)、コラーゲン保護(コラゲナーゼ阻害)、収れんなどの効果が期待できる成分です。そのため、コラーゲン、エラスチンといった肌成分の分解を防ぐ事で、保湿効果が期待できます。他に、抗炎症効果や、静脈瘤と呼ばれるこぶ状のものを防ぐ効果があると言われています。
ブドウ葉エキスの毒性、副作用、安全性
ブドウ葉エキスは毒性等は無く、食用ですので、経口摂取をしても、問題はありません。
成分が含まれている製品一覧
CA101 シャンプー(株式会社エル・ド・ボーテ)
成分が含まれるその他の商品一覧
ルリビオ LURIBIO セントローション 60ml
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「クラシエ」 肌美精 リンクルケア オールインワンマスク 40枚入 「化粧品」
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アサバ ホワイトエッセンス 30ml
参考資料
Vol.02 赤ブドウ葉 エキスパウダー
アンチスタックスの成分
スレンダーライン
“[ブドウ葉エキス]女性の足をきれいにするポリフェノールを多く含む成分” への2件のフィードバック