ワセリンは、vaseline(ヴァセリン)とも呼ばれている、石油由来のパラフィンを主成分とした、炭化水素混合物で、肌への安全性が高い閉塞、保湿成分です。
ワセリン
成分評価3
ワセリンとは
ワセリンは、英名ではPetroleum jellyと呼ばれていますが、ドイツ、スペイン、ポルトガルなどで、一般的な、ユニリーバーの商標である、vaseline(ヴァセリン)が一般名称として、よく使用されています。日本でもユニリーバのvaseline(ヴァセリン)が入ってくる前から、ワセリンを使用していた関係もあり、一般的に白ワセリンとして、医療関係を含めて使用されています。
白ワセリンは、日本薬局方において「石油から得た炭化水素類の混合物を脱色して精製したものである」と定義されており、石油から抽出生成して分岐鎖を持つパラフィンであるイソパラフィン、シクロパラフィン、ナフテンなどが主原料である。オーガニック成分を好む人には、石油由来との事で、ビックリする人が多いのですが、安全性は高いと言われています。
ワセリンには、一般的に3つのタイプのワセリンがあります。黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペトです。
黄色ワセリン
黄色ワセリンは、不純物が入っているため、化粧品などとして、使用する事は無く、雑貨品として販売されているもので、主に、靴磨きに使用されたりします。
白色ワセリン
ワセリンと言うと、一般的には、この白色ワセリンを指します。脱色をする事で、白色透明な色をしており、医療機関などでも使用し、病院で処方された場合、保険適用もされている成分です。黄色ワセリンよりも価格は高めですが、安全性が高くなっています。また、最近はやりのプチプラとしても使用されています。
プロペト
プロペトは、白色ワセリンよりも純度を高くした成分で、価格も高価ですが、安全性が高くなる事で、白色ワセリンで、肌荒れ、かぶれなどが発生した、美観肌の人には、最適なものとなっています。実際、肌荒れなどの原因は、少量残ってしまった、不純物が原因となる事が一般的なので、純度の高いプロペトを使用するとおこらない場合があります。
ワセリンの効果、効能
ワセリンは、一般的に保湿作用が高いと言われている成分です。ワセリンは、肌に潤いを与える事は出聞きません。しかしワセリンを肌に塗る事で肌の上にパラフィンの膜が出来、肌からの水分の蒸発を防ぐ事で保湿効果を発揮します。伸びが良いため、ワセリンは、顔全体で、米粒半分程度で充分との事です。
ワセリンの毒性、副作用、安全性
ワセリンは、石油由来との事で、非常に心配する人が多いですが、安全性は高く、医療系でも使用されるように肌への影響度は低い。肌が敏感で異常が出たとしても、不純物の影響ですので、純度の高いものを使用する事で抑えられる場合があります。
但しワセリンを肌に塗り続けると、副作用として、皮脂を抑えてしまい、自分自身の保湿性が損なわれてしまうため使いすぎは注意が必要です。
ただ安全性が良い理由として、傷口に使用して問題が無く、肌に塗っておくと、雑菌の侵入を防ぐ効果もあります。使い方次第という事でしょうか。
成分を含む製品一覧
botanist シャンプー(株式会社I-ne(イーネ))
ちふれ シャンプー(株式会社ちふれ化粧品)
成分が含まれるその他の商品一覧(楽天)
【送料無料・北海道・沖縄除く】白色ワセリン HGワセリン 500g
【送料無料!!】サンホワイトP-1 50g (チューブ品)
★送料無料・4個セット★白色ワセリン HGワセリン 500g×4個お肌に優しい酸処理を伴わない精製製法により不純物を除去 【RCP】
【第3類医薬品】健栄製薬 日本薬局方 白色ワセリン (500g) 軟膏
【第3類医薬品】健栄 白色ワセリンP 500g
参考資料
ワセリンHG(Amazon)
“[ワセリン]石油由来のとても安全な保湿成分” への5件のフィードバック