ヒアルロン酸Naは皮膚の内部にある保水力をもった成分で、真皮内に存在しており、皮膚の水分保持の要となっている成分です。ヒアルロン酸Naは、そのため、皮膚表面の、保水、保湿力を上げるのに効果的な成分です。
ヒアルロン酸Na
成分評価 3
ヒアルロン酸Naとは
ヒアルロン酸Naは、ヒアルロン酸を水酸化ナトリウムで中和したものです。
ヒアルロン酸は保湿力が高い成分の代表格で体内では、真皮部分の主要成分で驚異の保水力を持っており、ヒアルロン酸1gに対して、なんと6リットルもの水を蓄える事が出来る成分です。
真皮には、主要構成要素として、エラスチン、コラーゲンがあるがその隙間を埋めているのが、ヒアルロン酸であり、細胞の水分は60~90%と言われているがこの保湿にかかわっているのが、ヒアルロン酸なのである。
ヒアルロン酸は、肌だけで無く、間接や眼球、血管等にもクッションのような存在して使用されています。そのため、ヒアルロン酸が年齢とともに減少すると、肌のハリが無くなり、シワ等の原因になるのです。
しかし、ヒアルロン酸は、分子量が高いためそのままの状態では、肌に浸透する事はありません。そのため、ナトリウムとの塩(エン)にする事で、肌に対して浸透性のある成分となり、ヒアルロン酸Naは、通常化粧品にはこのような形で配合されているのです。特長としては、水に溶けやすく、高い保湿力をもっているため、角質層の水分保持に使用されているのです。
また、油分とは違って、しっとりとした質感が出せるため、保湿化粧水の材料として無くてはならないものとなっています。また、ヒアルロン酸Na単独でなくセラミドや他のエモリエント成分を組み合わせる事で、相乗効果の期待できる成分でもあります。
ヒアルロン酸Naの効果、効能
ヒアルロン酸は、40代以降に肌から急激に減少してくる事です。肌のうるおいが減少するもので、ヒアルロン酸Naを足すことで、減少したヒアルロン酸を補う事が出来るため、保水力、保湿力のある成分です。また、通常同様の保湿成分である、コラーゲン、エラスチンなどといっしょに使用する場合が多いです。
ヒアルロン酸Naは、その保水力の高さを利用して、ドライアイ(眼球乾燥症候群)、スティーブンソン・ジョンソン症候群、シェーグレン症候群などの治療に使用する点眼薬の成分として使用されています。
ヒアルロン酸Naの毒性、副作用、安全性
ヒアルロン酸は、肌、関節などにある成分ですので、安全性が高く無害ではありますが、ヒアルロン酸Naは、浸透力のある保水成分のため、肌の保水クリームや、点眼薬などに使用していますが、低分子のヒアルロン酸Naは、浸透性が高いため粘膜に使用するとかゆみや発疹などのアレルギーが発生する場合があります。また妊活中、妊娠中には使用を控えた方が良い成分でもあります。肌に使用する場合それほど問題ないですが、粘膜には注意が必要です。
成分が含まれる製品一覧
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参考資料
ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」
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