シャンプー の使用方法について、疑問を持ったことがないでしょうか?毎日念入りに洗っても、なんか頭皮がむずがゆくなる。夕方になると、ベタベタになってかゆくなる。臭くなったり、フケが出やすくなったり。
頭皮がベタベタしているのに、髪の毛は艶がないし、切れ毛も多いそんな方は、やはりシャンプーの使用方法が間違っているのではないでしょうか?
シャンプーの使用方法はどうしているのか
シャンプーを選ぶ場合、すっきりが良いか、しっとりが良いかを聞くと圧倒的に、すっきりを選ぶ人が多いのに驚きです。すっきりな状態は、実は必要な皮脂まで、とっている行為なのです。
皮脂が無くなると、頭皮が乾燥してきます、そのため、フケが多くなる、ニオイが強くなる、そして血行も悪くなります。また髪の毛に栄養がいかなくなる事で、切れ毛、枝毛 最悪 抜け毛に繋がっていくのです。
現在の一般的な洗い方としては、洗浄力の強いシャンプーで洗って自分の皮脂をすべて取り除き、頭皮をカラカラにして、髪の毛がギシギシになってしまう事で、人工の油脂であるリンス、コンディショナーを使って、髪をなめらかにする。
この方法が果たして、正しいと言えるのでしょうか?
実際、最近のシャンプーには、油脂が入っている事が多いです。大概、シャンプーの脱脂力を隠すためにオイルの力で、潤いがあるかのようにしています。
シャンプーの方法で、大事なのは、湯シャン?!
湯シャンは、現在ハリウッドのセレブ俳優で流行っているシャンプーの方法で、通常は、シャンプー 成分をまったく使用しないで、洗髪をする方法です。
短時間では出来ず半年から、1年かけて、皮脂があまり出ない体質にして実施していく方法です。時間がかかるため、私としては、少しシャンプーは使った方が良いと判断しています。
そして通常のシャンプーをする場合でも、シャンプー液の有無とは、別に事前の湯シャンは非常に重宝します。シャンプー液をいきなりつけるのは危険行為だからです。
どこかの宣伝でみられる、直シャンなんかは、さらにとんでもない状態です。たぶん、大量の香料が入っている事で、最近安心感が生まれて、安全なものと勘違いしてしまうのではないかと思いますが、どこまでいってもシャンプーは食器洗いや服を洗う洗剤と同様のものです。
シャンプー液をつける前に、お湯で地肌まで、よく洗ってください。この行為で、汚れの80%程度は確実に落ちます。(但し、整髪料を大量につけている人は難しいです。)
理由としては、人間の皮脂融解温度は、38℃程度のため、お湯で十分溶けてしまうからです。温度をあげていけば、溶解力は、さらに、ましますが、限界としては40℃までとしてください。今度は、皮膚が軽いやけどをおこして、あかみが出る可能性があるからです。
そのため、皮脂の少ない人は、湯シャンのみでも良いかと思いますが、一般的な皮脂の量ですと、湯シャンでは若干足りないと思いますので、シャンプーの洗浄力を借りる必要があります。
この事前の湯シャンを実施する事で、シャンプー液が、頭皮に届きやすくなり、少量のシャンプーでも、心地よい泡立ちとなります。実際いつもよりも少ない量で、シャンプーが出来るようになります。
絶対にやって欲しいのが、すすぎです。目安は、シャンプーの3倍の時間すすぎに時間をかけてください。シャンプー時にあまり、指を動かすと、界面活性剤が抜けていくときに通常、髪の摩擦力が上がっていき、抜け毛等の原因になる可能性がありますので、
シャワーの圧力で流すのが効果的です。そして、時間をかけて、シャンプーの成分をすべて、取り除く事が重要です。正しいシャンプーの方法については、
こちらに詳細がありますので、参考としてください。
ノンシリコンシャンプーはシリコンシャンプーよりも良い?
世間的には、ノンシリコンが良くて、シリコンシャンプーは悪いとの風潮が感じられますがあなたは、どう思いますか?
よくある話ですが、シリコンシャンプーは、毛穴に詰まるとかが多いです。実際、シリコンしは非常に安定した、オイルで、耐熱性が高いため、体の表面にあっても悪いこともなければ、良いこともありません。
一般的に、シリコンシャンプーは、コンディショニング成分としてシリコンを使用している事で、次のような特長があります。耐熱が高いオイルのため、コーティングによってドライヤーの熱に若干強くなる傾向があります。
また、オイルコーティングされる事で、髪のまとまりが良くなり、髪質が太くて健康な人は、重みのあるサラサラヘアーになります。
一方で、ノンシリコンは、コンディショニング成分として入っている、カチオンポリマーの力で、髪と髪が離れて、全体的にふんわりとした印象になります。そのため、普段から、髪の毛が細くて、ボリューム感の無い人や、もともと髪の毛が細い人には、ボリューム感が出るノンシリコン系のシャンプーが最適です。
但し、ノンシリコンシャンプーはシリコンが入っていない表現のため現在、大きく3に分類されているようです。
カチオンポリマーが成分として入っているもの
高価な、ノンシリコンシャンプーは、ほぼこのカチオンポリマーを採用しています。理由は、いくつかありますが、界面活性剤の中に混ざっているときには、ただの粒子なんですが、すすぎ時に界面活性剤が流れ出る事で、静電気を帯びて髪の表面にコーティング状につくものです。
また、静電気を使って付着する関係で、痛んでいる髪の毛は、部分的にマイナスの電荷が強なっているため、、この部分に多く付着します。また、カチオンポリマー同士は、反発する性質があるため、この静電気の力を使って全体的にボリュームのある髪の毛となります。
ノンシリコンシャンプーが全体的な総称として、ボリュームアップと言っているのは、この理由が大きいです。ミクロの世界ですが、リニアモーターカーが、浮いているのと同じ事です。
シリコン以外の油脂が入っているもの
こちらは、シリコンシャンプーと実際は、同じと考えても良いのではないでしょうか。ただ、シリコンほど耐熱が高いものが無いため、ドライヤに対しての耐熱があがる事はないです。配合する、オイルの種類で、若干の差はありますが、全体としては、 性質上 1%程度しか配合出来ないため、違いとしては、大きくないと考えられます。オイルを有効につかうのであれば、 シャンプーに配合したものでは無く、別々に 使用した方が有効であります。
本当にシリコンが入っていないだけ
表現としては、間違っていないですが、リンスもコンディショニング成分も入っていないものです。これは、実際詐欺のシャンプーですが、実際販売しています。シャンプー等の表示法上では、これらは、規制対象ではありません。そのため、このような状態になっているようです。
ノンシリコンを使用する場合、 コンディショニング成分として、カチオンポリマーを使用しているものをオススメします。これは、成分としては、 「ポリオクタニウム」とかかれているもので、末尾の数字は粒子の大きさになっています。
参考資料
美容室仕様のハーフサイズ!《美ごしか》ノンシリコンシャンプー&トリートメント
リンス・コンディショナー・トリートメントの機能