![[ユキノシタエキス]漢方薬でも使われる虎耳草(こじそう)は抗酸化力の強い成分だった。](https://izu-koubou.com/wp-content/uploads/2016/09/55f2bb0c44595169962655ee724a539e.jpg)
ユキノシタエキスは被子植物である、ユキノシタから抽出されるエキスで、消炎、殺菌、抗酸化などの機能がある成分です。
ユキノシタエキス
成分評価3
ユキノシタエキスとは
ユキノシタエキスは、ユキノシタ科ユキノシタ属のユキノシタの全草から抽出されるエキスで、赤褐色から茶褐色の液体で異臭のある成分で、水には可溶ですが、油には溶けない性質があります。
ユキノシタは、本州、四国、九州、中国に分布しており、湿った日陰の岩場などに自生する多年草の植物です。葉は、円形に近い形をしており、裏は赤みを帯びている。根元から匍匐枝（ほふくし）やランナーと呼ばれる、茎を這わして、繁殖を行う。
ユキノシタは、白い花びらが、雪にみたてられる事からユキノシタとつけられたようです。ユキノシタは、食用としても知られており、葉は、薄く衣をつけてた天ぷらやごま和え、辛い和えなどして、食べるとおいしい。
ユキノシタは、民間薬として使用されていた。
ユキノシタは、古来より民間薬としても使用されており、虎耳草(こじそう)と呼ばれ、腫れ物、凍傷、火傷などに対して、あぶった葉を貼る事で、消炎効果のあるものとして使われています。また葉の絞り汁は、中耳炎、漆のかぶれ、虫刺されそして子供のひきつけに効果があるとされています。またショウガ、氷砂糖を混ぜたものは、風邪によく、煎じて飲む事で、解熱、解毒効果があるとされています。
ユキノシタの成分
成分としては、タンニン、フラボノイドのアルブチン、ベルゲニン、無機塩類の硝酸カリウムや塩化カリウム
ユキノシタエキスの効果・効能
ユキノシタエキスは、タンニンやフラボノイドなどの成分により、消炎、殺菌効果などがあります。
紫外線による皮脂の酸化、老化による過酸化脂質、DNAの傷害等の活性酸素による、酸化損傷の修復を促進する抗酸化作用があり、発生を防ぐ効果もあります。
また毛穴ケア、ブライトニングなどに優れています。そして美白の効果、炎症予防、肌荒れ防止、ニキビ予防、しみやしわの防止、などがあり、アンチエイジング効果のある成分で、化粧品、乳液、クリーム、基礎化粧品などに配合されています。特に水溶性成分のため、化粧水には最適な成分です。
ユキノシタエキスの毒性、副作用、安全性
ユキノシタエキスは、漢方薬成分でもあるため、経口摂取して、風邪薬として使われるもののため、毒性、副作用等はなく、安全性の高いものです。
成分が含まれる製品一覧
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参考資料
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